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シニア世代が人生の後半に、今の住まいが合わなくなる理由

2025.12.20
シニアの住まい

50代を過ぎた頃から、

住まいに対して、これまでとは違う感覚を覚える方が増えていきます。

特別に大きな不満があるわけではない。

雨漏りがしているわけでも、壊れているわけでもない。

それでも、どこか落ち着かない。

以前より、家の中で過ごす時間が少し疲れる。

「年齢のせいだろう」

多くの方が、そう考えます。

体力が落ちたから。

足腰が弱くなったから。

寒さに弱くなったから。

けれど、本当にそうでしょうか。

和歌山でシニア世代が叶える、平屋での健康で安心な“これからの暮らし”

 

 

 

 

住まいは、年齢とともに“合わなくなる”

若い頃に建てた家は、

その時の暮らしに合わせて、きちんと考えられた家だったはずです。

子どもがいて、

家族が多く、

忙しく動き回る毎日。

階段の上り下りも、

多少の寒さも、

長い廊下も、

その頃は大きな問題ではありませんでした。

ところが、暮らしは変わります。

子どもが独立し、

夫婦ふたり、あるいは一人の生活になる。

家の中で過ごす時間が増え、

体の感覚も少しずつ変わっていく。

すると、今まで気にならなかったことが、

確実に負担として積み重なっていきます。

「和歌山シニア夫婦の老後を守る──家庭内事故の6割を占める転倒を防ぐ“段差ゼロ平屋”

 

 

手すり

 

 

「まだ住める」と「暮らしやすい」は違う

多くの方が口にされます。

「まだ住めるから」

「壊れていないから」

「建て替えるほどではないから」

確かに、住めないわけではありません。

けれど、「住める」と「快適に暮らせる」は、まったく別の話です。

冬になると、

廊下や脱衣所が冷える。

トイレに行くたび、少し身構える。

階段を上る回数が減り、

使わない部屋が増えていく。

掃除や管理が、思った以上に負担になる。

こうしたことは、

一つひとつは小さな違和感です。

しかし、毎日繰り返されることで、

確実に暮らしの質を下げていきます。

「2階に上がらなくなった日」──夫婦ふたり、平屋で始める第2の暮らし

 

 

平屋

 

 

多くの住宅は「若い家族基準」でつくられている

ここで、一つ大切な事実があります。

今、日本にある住宅の多くは、

若い家族の暮らしを基準につくられています。

子育て世代にとっては、

多少の段差も、

広い空間も、

長い動線も、問題になりにくい。

しかし、暮らし方が変わると、

その設計が、少しずつ合わなくなっていきます。

最近は「平屋」や「コンパクト住宅」が増えていますが、

単に家を小さくしただけでは、

本質的な解決にはなりません。

なぜなら、

暮らし方そのものが変わっているからです。

住まいが健康を変える?シニアの“病気にならない家”設計のヒント

 

 

バリアフリー

 

 

人生の後半に必要なのは「ちょうどよさ」

人生の後半に必要なのは、

豪華さでも、広さでもありません。

必要なのは、

「ちょうどよさ」です。

・移動が短く、体に負担がかからない

・寒暖差が少なく、どこにいても安心できる

・管理しやすく、無理をしなくていい

・将来の変化を想定できている

こうした条件がそろうことで、

暮らしは驚くほど楽になります。

そして何より、

「この家なら、これからも大丈夫だ」

という安心感が生まれます。

人生100年時代、シニアライフを安心して楽しむための住まい選び

 

 

高齢者が安心して暮らせる間取

 

 

住まいの違和感は、未来からのサイン

住まいに対する違和感は、

決してネガティブなものではありません。

それは、

「これからの暮らしを、ちゃんと考えよう」

というサインでもあります。

今すぐ何かを決める必要はありません。

建て替えるか、

直すか、

住み替えるか。

答えは一つではありません。

ただ一度、

「この家は、これからの自分たちに合っているだろうか」

そう問いかけてみること。

それだけで、

暮らしの見え方は変わってきます。

建て替えのベストタイミングは50代〜60代?70歳を過ぎると難しい理由と判断基準

 

 

リフォームか建て替えか

 

 

住まいを考えることは、生き方を考えること

住まいは、毎日の生活を支える場所です。

だからこそ、合わなくなったときの影響は大きい。

年齢を理由に我慢するのではなく、

住まいを理由にあきらめるのでもなく、

今の自分たちに合った形を考える。

それは、

人生の後半を、

少し軽やかに、

少し安心して生きるための準備です。

住まいの違和感に気づいた今が、

考え始めるのに、ちょうど良いタイミングなのかもしれません。

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