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家の寒さは、年齢のせいでも我慢するものでもありません

2025.12.23

冬になると、

体が思うように動かなくなる。

そんな感覚を覚えるようになったのは、

いつ頃からでしょうか。

朝、布団から出るのがつらい。

廊下に出た瞬間、思わず身構えてしまう。

脱衣所やトイレに行くのが、少し億劫になる。

多くの方が、

「歳をとったから仕方がない」

そう思いながら、冬をやり過ごしています。

けれど、その寒さは

本当に年齢のせいなのでしょうか。

 

 

 冬の不調は、体より先に「住まい」が原因になる

寒い時期になると、

次のような声をよく耳にします。

・朝、血圧が上がりやすい

・手足が冷えて動きにくい

・夜中のトイレが怖くなる

・家の中でも厚着が手放せない

こうした不調は、

体の変化だけが原因だと思われがちです。

しかし実際には、

住まいの寒さが引き金になっているケースが少なくありません。

特に、

廊下・脱衣所・トイレなど

「短時間しか使わない場所」が冷え切っている家では、

体に大きな負担がかかります。

健康寿命をのばす住まいのために、知っておきたい“断熱の基礎”

 

 

ヒートショック

 

 

「家の中が寒い」は、昔の当たり前だった

今から30年、40年前。

日本の住宅において、

家の中が寒いことは“当たり前”でした。

リビングは暖房を入れる。

でも、廊下やトイレは寒いまま。

お風呂に入る前後は、気合で乗り切る。

その感覚が、

今も多くの方の中に残っています。

だからこそ、

「寒いのは仕方ない」

「我慢するしかない」

そう思ってしまうのです。

 

 

寒い家は体に負担

 

 

寒さは「我慢しなくていい時代」になっています

ここで、少し立ち止まって考えてみてください。

もし、

家の中のどこにいても

大きな温度差がなかったら。

廊下も、脱衣所も、トイレも、

リビングとほぼ同じ温度だったら。

夜中に起きても、

寒さで体がこわばることがなかったら。

冬の暮らしは、

今とはまったく違うものになるはずです。

寒さは、

気合で乗り切るものでも、年齢のせいにするものでもありません。

住まいのつくりで、大きく変えられる要素なのです。

「普通の家」と「本当に快適な家」の違いー見えない“性能”が、暮らしの価値を変える

 

 

あたたかな平屋

 

 

寒さが奪っているのは「体力」だけではない

家の中が寒い状態が続くと、

知らず知らずのうちに、

行動そのものが減っていきます。

・動くのが億劫になる

・トイレを我慢する

・家事をまとめてやらなくなる

・部屋を使わなくなる

こうした変化は、

体力だけでなく、

暮らしの質そのものを下げていきます。

「冬は仕方ない」

そう思っていたことが、

実は暮らしを狭めていた。

そんなケースは、決して珍しくありません。

住まいが健康を変える?シニアの“病気にならない家”設計のヒント

 

 

健康寿命をのばす平屋

 

 

「寒さに強くなる」のではなく、「寒くない家」にする

寒さ対策というと、

どうしても

・厚着をする

・暖房を強くする

・我慢する

といった方向に考えがちです。

けれど本来、

人が無理をする必要はありません。

必要なのは、

人が合わせる家ではなく、家が人に合わせること。

年齢を重ねるほど、

寒さへの耐性は下がります。

それは自然なことです。

だからこそ、

住まいの側が変わる必要があります。

和歌山の寒い家が健康を損なう理由──シニア世代が知っておきたい断熱の話

 

 

 

 

冬の暮らしを変えると、毎日が変わる

家の中の寒さが和らぐと、

次のような変化が起こります。

・朝の動き出しが楽になる

・夜中の移動が怖くなくなる

・家の中でじっとしなくなる

・体へのストレスが減る

それは、

「快適」という言葉以上に、

安心感のある暮らしです。

冬を理由に、

生活の幅を狭めなくていい。

それだけで、気持ちは大きく変わります。

 

 

平屋の暮らし

 

 

寒さは「これからの暮らし」を考えるサイン

もし今、

冬の寒さが以前よりつらいと感じているなら。

それは、

体が弱くなったからではなく、

暮らし方を見直す時期に来ている

というサインかもしれません。

今すぐ何かを決める必要はありません。

ただ、

「この家は、これからの自分に合っているだろうか」

そう考えてみること。

寒さをきっかけに、

これからの暮らしを見つめ直す。

それは、

決して遅すぎる選択ではありません。

シニア世代が人生の後半に、今の住まいが合わなくなる理由

 

 

和歌山の気候にあった暮らし

 

 

まとめ

寒さは、

我慢するものでも、

年齢のせいにするものでもありません。

住まいが変われば、

冬の過ごし方も変わります。

これからの人生を、

少しでも楽に、安心して暮らすために。

寒さを「当たり前」にしないこと。

それが、

これからの暮らしを整える第一歩なのかもしれません。

 

 

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