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百家の家とは

シニア住宅専門店・陶彩館が提案する、これからの家づくり

シニア住宅専門店・陶彩館が
提案する、これからの家づくり

人生100年時代を、元気に快適に暮らすために――。
私たち陶彩館がまず考えたのは、「病気にならないための家づくり」です。

高齢者の多くは、これまで断熱性能の低い“無断熱住宅”に住んできました。
そのため、「暖かく快適な住まい」がどれほど心と体に良い影響を与えるかを、
実感する機会がありませんでした。

しかし、寒さの厳しい住環境は、健康を害する大きな要因のひとつです。
とくに高齢者にとっては、寒さがきっかけで体調を崩し、
介護が必要になるリスクさえあります。

私たちが提案するのは、「高齢者が安心して、快適に、長く暮らせる住まい」。
その実現のためには、以下の4つの視点が欠かせません。

01断熱性能の向上

室内の温度を一定に保つ高断熱住宅は、ヒートショックや体温低下による
健康リスクを大きく軽減します。
特に浴室やトイレなどと部屋の温度差をなくすことで、高齢者が安心して暮らせる環境が整います。
暖かい住まいは、健康寿命を延ばす第一歩です。

高断熱窓を採用する

住宅においては、開口部がもっとも熱の出入りが大きいと言われています。快適な住まいを実現するためには、窓の断熱化が重要 となってきます。 断熱性は、JISではH-1等級からH-8等級で区分され、熱貫流率 (U値)の単位(W/(㎡・K))で表示されます。 熱貫流率(U値)が小さいほど断熱性能が良いということになります。

陶彩館の採用窓

陶彩館の採用窓

リクシルTW(ハイブリットサッシ)Low-E
複層ガラス(アルゴンガス入) 引違い窓

U値1.65(W/(㎡・K))
  • 南面の窓は日射取得型(クリアガラス)にする
  • 南面の窓を大きくする(居室面積の20%以上)

UA値0.46以下の高断熱住宅(断熱等級6)にする

陶彩館の採用窓

UA値とは、「外皮平均熱貫流率」と言って、断熱性能を数値で示したものです。
UA値が大きければ大きいほど=
断熱性が低い(熱が外に逃げている)
UA値が小さければ小さいほど=
断熱性が高い(熱が外に逃げていない)
という意味です。
つまり、どれだけその家の断熱性能が高いか?ということを数値で表す際に使います。

陶彩館のUA値

C値1.0以下の高気密住宅にする

C値1.0以下の高気密住宅にする
C値が小さいほど気密性が良い!

建物の床面積あたりどれだけの隙間があるかを、㎠/㎡で示します。 C値が小さければ小さいほど隙間が少なく、その住宅は気密性能に優れていると評価されます。 一般的には、C値1.0㎠/㎡以下が「高気密住宅」とされています。

陶彩館のC値 0.7㎠/㎡以下
一般的な工務店のC値

C値(相当隙間面積)は、住宅のすき間の少なさを示す重要な指標です。陶彩館では、C値0.7㎠/㎡以下を基準とし、C値0.7〜0.5㎠/㎡を目指しています。C値は職人の施工精度によりバラつきが出るため、「カタログ値」ではなく、専用の機器を使った気密測定を行い、実際の数値を確認しています。

ヒートブリッジ(熱橋)対策をする

建物を劣化させる大きな原因の一つに「結露」があります。快適な暮らしを維持するためには、結露を防ぎ、建物の耐久性を高めることが重要です。
結露の原因はさまざまですが、その一つが「ヒートブリッジ(熱橋)」です。ヒートブリッジとは、建物の中で熱を伝えやすい部分のことで、「熱」を「橋渡し」することから「熱橋」と呼ばれています。通常、断熱材によって熱の伝導は防がれますが、柱など断熱材が入っていない部分では熱が伝わりやすく、ヒートブリッジ現象が発生します。

ダブル断熱

内断熱の場合、断熱されていない構造躯体が熱を伝える可能性があるため、ヒートブリッジが起こりやすくなります。

内断熱のみ

外断熱であれば構造躯体を建物の外側から包み込むため、ヒートブリッジの発生を効果的に抑えることができます。

陶彩館の断熱材

ダブル断熱

付加断熱工法(ダブル断熱工法)

内断熱のみ

デザインと性能(塗壁+ダブル断熱)を
両立させるDCPウオールを採用

02住宅の燃費(エネルギー効率)を
良くする

断熱と気密性を高めることで、冷暖房の効率が上がり、光熱費を大幅に削減できます。
年金生活でも安心の低燃費住宅は、経済的で地球にもやさしい選択です。
太陽光発電などを組み合わせることで、災害時の備えにもなります。

冬は日射取得、夏は日射遮へいを徹底する

日射熱取得

もしエアコンなどの暖房機器を使わずに家の中にたくさんの熱を取り入れることができれば、それは住まい手にとって大きなメリットになることは間違いありません。その賢い方法がまさに「冬の日射熱取得」という技術です。冬の晴れた日に南面に当たる日射量は地域に限らず1m²あたり約900Wにもなります。つまり、うまく家の中に取り入れれば暖房機器を点けているのと同じくらいの熱が得られるわけです。

夏に家の中が暑くなる原因

夏に家の中が暑くなる原因は「建物に当たった日射熱が家の中に入ること」にあります。この家の中に入ってくる熱を減らせば減らすほど涼しい住まいが実現することになります。こうやって、夏に家の中に入ってくる日射熱をできるだけ少なくする工夫のことを「日射遮へい」と呼びます。日射熱には「窓ガラスを透過して入ってくる日射熱」と「屋根(天井)や外壁を伝わって入ってくる日射熱」の2つがあります。

日射熱が入る部位 入ってくる日射熱 割合
外壁 1.203 16.0%
屋根(天井) 0.392 5.2%
5.901 78.7%
合計 7.496 100.0%

このように、窓から入ってくる日射熱はとても多いのです。なので、さらに屋根(天井)や外壁の断熱性能を上げるよりも、窓の日除け性能をさらに上げたほうが日射遮へい効果は大きくなることが予想できます。

陶彩館の日射取得・日射遮へい

パッシブデザインを取り入れる

パッシブデザインを取り入れる

パッシブデザインとは、できるだけ機械設備に頼らず、太陽や風といった自然エネルギーを住まいに取り入れ、快適で省エネな暮らしを実現する設計手法です。南窓から冬の日射熱を取り入れることが基本で、設計により冬は室温を上げ、夏は室温の上昇を抑えることができます。

日照シミュレーションを実施しながら設計

日照シミュレーションを実施しながら設計

南面に適切な窓を設けても、そこに日射が当たらなければ効果は得られません。そのため、建物の配置計画やプランニングの段階で、周囲の建物や自邸による影の影響を確認するために、日照シミュレーションを行い「日射がきちんと窓に当たるかどうか」を確認しています。

省エネ設備

省エネ設備

省エネ(燃費)が良い「住まい」

UA値とは、「外皮平均熱貫流率」と言って、断熱性能を数値で示したものです。
少しでも生活費を抑えたいと思うのは、誰しも同じです。特に、絶対に欠かすことのできない光熱費については、できるだけ省エネに努めて、負担を減らしたいところです。
給湯器や暖房機などは、多くのエネルギーを消費するため、これらの機器に対して適切な対策を講じることが、省エネルギー効果を高める重要なポイントとなります。

陶彩館の省エネ設備

陶彩館の省エネ設備

代表的な省エネ設備である太陽光発電(4.35kW)を標準装備。太陽光発電の大きなメリットは、なんといっても自家発電によって家庭で使用する電力をまかなえるため、光熱費を大幅に削減できる点です。さらに、オール電化と組み合わせることで、より一層の光熱費削減が期待できます。使いきれずに余った電気は電力会社に売電できるため、ムダがありません。また、自家発電のため、災害などで停電が発生した場合でも、太陽が出ていれば電気を使うことができます。
電力消費が最も大きい給湯器には「おひさまエコキュート」を採用。太陽光で発電した電気は、売るよりも自家消費するほうがお得なため、余剰電力を効率よく活用できます。おひさまエコキュートは主に昼間にお湯を沸かすため、省エネ性に優れ、太陽光発電の電気を無駄なく活用できます。

03コンパクトな間取り

広すぎる家は移動の負担や転倒リスクにつながります。
必要な機能が短い動線でつながるコンパクトな設計は、移動のしやすさと安心を両立します。
平屋というコンパクトな空間で暮らすことで、
夫婦の距離が自然と近くなり、会話も弾みやすくなります。

「老後の暮らし」にちょうどいい住まい

広すぎない家が、暮らしをラクにする

広すぎない家が、暮らしをラクにする

老後に広い家は、かえって負担になることがあります。掃除や庭の手入れ、修繕など、維持管理の手間と費用が増える一方、日常生活では使わないスペースも増えがちです。さらに、広い家では冷暖房の効率も下がり、光熱費や固定資産税の負担が重くなることも。夫婦二人で快適に暮らすには、15坪ほどのコンパクトな広さがあればじゅうぶん。無理のないサイズが、心にも体にもやさしい暮らしを支えます。

高齢者に優しい平屋

高齢者に優しい平屋

年齢を重ねると、階段の上り下りが徐々に負担になってきます。平屋なら上下移動がなく、生活動線もシンプルでわかりやすく、安全性が高まります。また、コンパクトなつくりは、夫婦の距離が自然と近づき、互いの変化にも気づきやすくなります。
実際、不動産仲介会社に「平屋と2階建てでは、シニア世代の借り手(または買い手)が見つかりやすいのはどちらですか?」と尋ねると、「もちろん平屋です!」という答えが返ってきます。

04将来の介護を見据えた設計

将来の介護に備えた住まいづくりは、早めの準備が重要です。
寝室とトイレの近接、廊下の幅、1階に生活機能を集約する設計などが、
本人と家族の負担を軽減します。
自宅での安心した暮らしを、長く続けるための備えです。

バリアフリー住宅にする

バリアフリー住宅

バリアフリー住宅とは、障害者や高齢者が生活を送る上で、支障となる障害物を取り除き、生活しやすいような設備やシステムを備えた住宅のことです。高齢者が安心安全に暮らす事できる、また、介助者が介護をしやすい環境を備えた住宅のことを言います。

陶彩館のバリアフリー化

開閉しやすい引き戸なら開けた際にも邪魔にならず、開口幅が広いものを設置すれば車いすでも楽に通れるため、バリアフリー住宅に適しています。(引き戸のレールもなくします)

  • 浴槽やトイレには転倒事故を防ぐため、手すりを設置
  • リビングなどは、将来つけられるようにあらかじめ下地を入れておく。
  • 玄関には腰掛けベンチを設置する
  • トイレは必ず寝室の隣に設置する

「終のすみか 百家」の特徴

シニア世代の住まいに大切なのは、「今の快適さ」と「これからの安心」を両立することです。
年齢を重ねても、自分らしく暮らし続けられるように。
陶彩館では、そうした視点を大切にしながら、
シニア世代の「これから」に寄り添う住まいを提案しています。

夫婦2人で暮らす「15坪の平屋」

間取図

間取図

基準とする標準的な断熱仕様および設備仕様

工法 在来軸組み工法
構造 基礎(ベタ基礎)/ 柱(杉集成材)/
土台(桧KD材)/ 柱 桁(米松KD材)
外壁 DCPウォール工法(塗り壁左官仕上げ)
屋根材 屋根(現場発泡ウレタンフォーム170mm)
壁(現場発泡ウレタンフォーム80mm + EPS25mm)
床(押出法ポリスチレンフォーム断熱材3種bA 90mm)
玄関ドア 玄関引き戸
サッシ Low-Eペアガラス(アルゴンガス入)[U値1.65(W/(㎡K))]
内部仕上げ 天井・壁(ビニールクロス貼り)/ 床(フローリング)/
ポーチ・玄関(300角タイル)
内部ドア 片引き戸(アウトセット引戸)
収納 LDK・寝室・洗面所(各1か所クローゼット)/ 玄関収納
設備機器 浴室(システムバス1616)/ キッチン(システムキッチンI型2250)
洗面所(洗面化粧台750・洗面所暖房)/
トイレ(ウォシュレット一体型便器・手洗い)※当社指定品
給湯器(おひさまエコキュート)/ 太陽光発電システム(4.35kw)/
照明器具(LED)

性能

  • 耐震等級3相当

    建築基準法の1.5倍の耐震性能

  • 断熱等級6

    UA値0.6以下

  • 気密性能

    C値0.7(㎠/㎡)以下

  • 省令準耐火仕様

    火災保険料が約半額に

保証

  • 瑕疵保証10年保証

    最大2000万円まで補償

  • 地盤保証20年保証

    最大500万円まで補償

  • しろあり10年保証

    最大1000万円まで補償

  • 住宅設備機器10年延長保証

    対象:システムキッチン・システムバス
    洗面化粧台・トイレ・エコキュート

  • アフターメンテナンス

    3ヶ月・1年・2年・5年・10年と、
    しっかりメンテナンスいたします