和歌山でシニア世代が叶える、平屋での健康で安心な“これからの暮らし”─2階建てからの建て替えで実現する終の棲家
目次
50代からの「暮らしの見直し」が始まっています

子どもが独立し、家の中に空き部屋が増えた。
そして、2階の掃除や洗濯がだんだん負担に感じるようになった。
そんな声を、和歌山市でも多く耳にするようになりました。
「この家で、あと30年、安心して暮らせるだろうか?」
──そう感じたときが、“終の棲家(ついのすみか)”を考え始めるタイミングです。
いま、和歌山では「平屋回帰」と呼ばれる動きが進んでいます。
昔ながらの平屋とは違い、高断熱・高気密で快適性と健康を両立する現代の平屋が注目されています。
さらに、将来の体力や健康の変化を見据えて、「一生安心できる家」を選び直す人が増えているのです。
👉 関連コラム:建て替えのベストタイミングは50代〜60代?70歳を過ぎると難しい理由と判断基準
💡 このページでは、和歌山の気候や暮らしに合わせた「シニア世代に最適な平屋づくり」を、健康・安全・経済性の観点から詳しく解説します。
あなたの“これからの住まい”を考えるための、最初の一歩にしてください。
和歌山の気候がもたらす「見えないリスク」

和歌山は温暖な地域と思われがちですが、実際には夏の高温多湿・冬の底冷えという二重のストレスがあります。
たとえば、冬の夜、暖房を切った寝室の室温は10℃を下回ることも珍しくありません。
このような寒暖差が、実はシニア世代の健康を脅かしています。
ヒートショック:命に関わる温度差の危険
浴室や脱衣所など、家の中の温度差が大きい場所では血圧が急変し、心筋梗塞や脳卒中を引き起こすことがあります。
しかも、特に高齢者に多く、厚生労働省の研究班の推計では、ヒートショックなどによる入浴中の急死者は年間約1.4万人が住宅内の寒さが原因で命を落としているとも言われています。
つまり、住宅内の寒さが原因で命を落としている人が少なくないということです。
湿気・カビ:慢性的な体調不良を引き起こす
梅雨から夏にかけての湿気は、家の老朽化や結露を進行させ、カビ・ダニの温床になります。
さらに、アレルギーや喘息、関節痛の原因になることも。
こうした「住環境のストレス」は、築30年以上の住宅ほど顕著です。
そのため、健康的に暮らすには、家そのものを“健康の器”に変える必要があります。
👉 関連コラム:住宅の気密性能とは?和歌山の気候に最適なC値基準と気密シートの重要性
シニア世代が求める「安心の条件」とは

50代・60代の方が住まいに求める条件は、若い頃とはまったく違います。
そして、これからの人生を快適に、そして自立して過ごすためには、以下の4つが欠かせません。
段差のない動線──転倒リスクの回避
玄関や廊下、トイレなどに小さな段差があるだけで、転倒の危険は一気に高まります。
その点、ワンフロアで完結する平屋なら安心です。移動のたびに段差を気にする必要がありません。
また、掃除や洗濯、料理といった家事動線もコンパクトにまとまり、動きがスムーズになります。
毎日の暮らしが「家中5歩以内で完結する」ほど効率的になり、体への負担も軽くなります。
一年中あたたかく・涼しい──温熱環境の最適化
断熱・気密性能を高めることで、外気温の影響を受けにくくなり、体への負担が減ります。
そして、「朝の冷え」「夜の冷え」がないことで、体調の波も安定します。
つまり、住宅の性能を上げることは、日々の健康維持にも直結するのです。
将来の介護も想定した設計
平屋なら、ベッドや車いすを使うようになっても生活動線を変える必要がありません。
そのため、将来の同居や介助も見据えた設計がしやすくなります。
つまり、“いまの快適”と“将来の安心”を同時に手に入れることができるのです。
👉 関連コラム:老後の安心は平屋から。家庭内事故の6割を占める転倒を防ぐ“段差ゼロの暮らし”
平屋という選択肢が注目される理由

1階だけで暮らせる安心感
毎日の階段昇降がなくなるだけで、体への負担が大幅に軽減されます。
とくに、冬場に冷えた2階へ移動しなくて済むことは、安全性の面でも大きなメリットです。
そのため、「ヒートショックや転倒の不安がない暮らし」を求めるシニア世代から選ばれています。
冷暖房効率が高く、省エネにつながる
小さな家は空間の体積が少ない分、エアコンの効きが早く、エネルギー効率に優れています。
さらに、屋根・壁・床・基礎といった構造部に高性能な断熱材を採用すれば、少ないエネルギーで快適な室温を保てます。
サッシ(窓)まわりも工夫次第です。
たとえば、一般的なアルミサッシではなく、樹脂フレーム+トリプルガラスにすることで、
窓からの熱損失を大幅にカットでき、光熱費の削減にもつながります。
換気量を抑える=熱損失を減らす
建築基準法では、家の気積(空間の体積)に応じて換気量が定められています。
つまり、家が小さければ小さいほど、必要な換気量も減るということです。
このため、室内の暖かさや涼しさが外に逃げにくく、エネルギーのムダが少ない家になります。
そして、換気をしっかり確保しながら熱損失を最小限に抑える──
このバランスこそが、小さな家の大きな魅力です。
掃除・メンテナンスがラク
広い家では掃除の手間が増え、年齢を重ねるほどに負担になりがちです。
一方で、小さな平屋は生活動線も短く、掃除も点検もスムーズ。
その結果、外壁や屋根などのメンテナンス範囲も少なく済み、将来の修繕費を抑えられます。
生活動線がコンパクトで効率的
階段の上り下りがなく、トイレ・洗面・寝室・キッチンがひと続き。
このように、「1階だけで暮らしが完結する」のが平屋の強みです。
ヒートショックリスクの高い浴室・脱衣所も、家全体が暖かければ安心して使えます。
さらに、動線が短いことで体の負担も減り、結果的に健康寿命を延ばす住まいにつながります。
家族の距離が近く、安心感がある
「田の字型」の続き間のように仕切りが少ない間取りでは、家族が別々のことをしていても自然と気配が感じられます。
だからこそ、たとえ背中合わせでも「一緒にいる」という安心感が生まれます。
つまり、コンパクトな空間は“距離の近さ”を生み出す住まいなのです。
最新の平屋は、15〜25坪の限られた空間の中で機能的な生活動線を実現しています。
LDKを中心に、寝室・洗面・トイレを最短距離に配置することで、
まさに、「夫婦二人にちょうどいい」暮らしが叶います。
建築コストを抑えながら、性能にこだわれる
「高性能住宅は高い」というイメージがありますが、面積を削ればその分、性能にコストを振り分けられます。
つまり、広さを抑えることで、省エネ性や耐久性といった“中身”にこだわる家づくりが可能です。
その結果、長く快適に暮らせる価値ある家が手に入ります。
小さくて高性能”は資産価値も高い
家の価値は、坪単価や広さだけで決まりません。
むしろ、メンテナンス性・耐久性・省エネ性能を備えた家こそ、将来にわたって暮らしを支える“ミニストック住宅”になります。
そのため、資産としても評価されやすく、長期的にも安心です。
構造も地震強い
2階部分がないため重心が低く、地震時の揺れが少ない構造です。
さらに、和歌山特有の台風・地震リスクに対しても高い安心感を得られます。
👉 関連コラム:一戸建て住宅にかかるランニングコスト完全ガイド【和歌山版】
建て替え or リフォーム?どう選ぶべきか

「今の家をどうするか?」──多くの方が最初に迷うポイントです。
大きく分けると、建て替えと1階まるごと健康リフォームの2つの選択肢があります。
どちらにもメリットと注意点があり、家の状態・予算・暮らし方によって最適解は異なります。
建て替えの特徴
既存の建物を解体し、構造から完全に新築化します。
耐震・断熱・間取りの自由度が高く、性能・デザインの両立が可能です。
しかし、仮住まいが必要で、費用は2,000〜2,500万円前後とやや高めになります。
築40年以上や構造に不安がある家では、建て替えを選ぶ方が多い傾向です。
1階まるごと健康リフォームの特徴
一方で、構造がしっかりしている住宅なら、
1階部分を中心に断熱・気密・段差解消・動線改善を行うことで、
“新築同様の快適性”を手に入れることも可能です。
住みながら工事できるケースが多く、費用も1,000〜1,400万円ほど。
仮住まいの手間や時間を抑えたい方に向いています。
| 比較項目 | 建て替え | 1階まるごと健康リフォーム |
|---|---|---|
| 費用目安 | 約2,000〜2,500万円 | 約1,000〜1,400万円 |
| 工期 | 約4〜5ヶ月 | 約2〜3ヶ月 |
| 仮住まい | 必要 | 原則不要 |
| 構造性能 | 新築扱い(完全更新) | 既存を活かしながら強化 |
| 間取り自由度 | 高い | 制約あり |
| 省エネ・断熱性能 | G2〜G3も可能 | G1〜G2相当へ改善可 |
「老朽化が進み、間取りも大きく変えたい」→ 建て替え
「構造は健全で、暮らしを1階中心にしたい」→ 健康リフォーム
といった選び方が現実的です。
判断の目安
✅ 築40年以上、耐震に不安がある → 建て替え
✅ 仮住まいが難しい/コストを抑えたい → リフォーム
✅ 老後も1階完結で暮らしたい → リフォーム
✅ 長期的な資産価値・保証を重視 → 建て替え
どちらの方法でも、
「温度差ゼロ・段差ゼロ・短動線」という共通の考え方が、健康で安心な暮らしの基盤になります。
“終の棲家”を考えるときは、
「どの方法で建てるか」ではなく、「どんな暮らしを実現したいか」から始めることが大切です。
👉 関連コラム:築50年の家はリフォームか建て替えか?後悔しない判断基準
和歌山の気候に合った“健康住宅”とは

和歌山は海風と湿気の影響を受けやすい地域。
そのため、住宅には「断熱」だけでなく「気密・通気・防湿」のバランスが求められます。
HEAT20 G2基準とは?
陶彩館が推奨する平屋住宅では、UA値0.46・C値1.0以下という
高性能基準を採用しています。
これにより、夏も冬も温度差が少なく、健康的な室内環境が実現します。
室温と健康の関係
東京大学の研究では、冬の室温が18℃未満の住宅に住む人は、高血圧リスクが1.7倍になると報告されています。
つまり、「あたたかい家」は、薬よりも効果的な健康対策なのです。
👉 関連コラム:和歌山の高温多湿&台風に強い平屋のつくり方──通風・断熱・防災を徹底解説
夫婦ふたりにちょうどいい間取り設計

LDK+寝室+洗面+収納を中心にした15〜20坪プラン
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南向きリビングで自然光を最大限活用
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将来は寝室→介護スペースに転用可能な設計
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生活動線の最短化(「行き止まりゼロ」設計)
このように、無理のない広さと柔軟な設計が、長く快適に暮らせる家づくりの鍵です。
実際に暮らす人の声

「2階に上がらなくなって10年。もう階段のない生活が当たり前になりました。」
— 岩出市/60代ご夫婦
「冬の朝が寒くないだけで、こんなに体がラクになるなんて。」
— 和歌山市/70代女性
「冷暖房費が減って、孫たちが遊びに来ても部屋が広く使えるようになりました。」
— 海南市/夫婦二人暮らし
このように、暮らしの質が上がることで、家が人生を支えるパートナーに変わっていきます。
👉 関連コラム:シニア世代の理想を叶える新築平屋|“あったらいいな”を全部詰め込んだ住まいとは?
家を変えれば、人生が変わる

いまの家に不満がなくても、10年後・20年後の自分を想像してみてください。
なぜなら、健康、体力、家族構成──すべてが確実に変わるからです。
「まだ大丈夫」と思っているうちに、家の老朽化や寒さが健康を蝕むこともあります。
だからこそ、“終の棲家”は元気なうちに考えるのが理想です。
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よくある質問(FAQ)
Q. 平屋は高くなりませんか?
→ 坪単価は若干上がる場合もありますが、階段・構造材・配管コストが減るため、総額では大差ありません。
また、光熱費の削減効果を含めると、長期的には経済的です。
Q. どのくらいの土地が必要ですか?
→ 20坪前後の平屋であれば、約60坪(200㎡)の土地があれば十分です。
Q. 冬でも本当に暖かい?
→ UA値0.46・C値1.0以下の住宅は、冬でも室温20℃前後を維持できます。
そのため、ヒートショックのリスクを大幅に減らします。
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