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シニア世代の理想を叶える新築平屋|“あったらいいな”を全部詰め込んだ住まいとは?

2025.09.07
新築平屋

「階段がなくてラクに暮らしたい」「冬も寒くない家なら安心」「将来、介護が必要になっても困らない間取りがいい」──。

シニア世代が住まいに求める“あったらいいな”は、決して贅沢ではありません。むしろ、これからの暮らしを安全で快適に続けるために欠かせない条件です。

特に和歌山のように夏は蒸し暑く、冬は底冷えがある地域では、「健康を守る住まい」であることが老後の暮らしの安心に直結します。

この記事では、シニア夫婦にとって理想的な新築平屋を 「生活シーンごとの “あったらいいな”」 に沿って徹底解説します。

 

目次

1. シニアが住まいに求める「あったらいいな」とは?

 

シニア世代にとって、新築住宅は単なる「住む場所」ではありません。

それは、これからの20年・30年を 安心して健康に暮らし続けるための「人生の器」 です。

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実際にご相談を受けると、多くのご夫婦が次のような希望を口にされます。

 

1-1階段のない家

「2階へ上がるのがつらい」「洗濯物を干すのに階段を使うのが大変」という声はとても多く聞かれます。年齢を重ねるにつれて足腰への負担は大きくなり、転倒リスクも増加します。

平屋であれば階段が不要になり、生活のすべてがワンフロアで完結。日々の安心感はもちろん、将来介護が必要になったときにも大きな安心材料となります。

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1-2家事がラクな間取り

掃除・洗濯・料理といった家事は毎日のこと。動線が長いと体への負担が積み重なります。

「キッチンから洗面所が近い」「掃除機を持って階段を上がらなくてもいい」──こうした小さな工夫が、暮らしの快適さを大きく変えます。

つまり、家事がシンプルに片づく間取りこそ、シニア世代の「あったらいいな」です。

 

1-3冬でも寒くない家

和歌山の冬は短いとはいえ、底冷えする日もあり、古い住宅では「朝起きるのがつらい」という方も少なくありません。

寒い家はヒートショックや風邪など健康リスクを高め、医療費にも直結します。

新築平屋に断熱性能を組み込むことで、室温を安定させ、健康寿命を延ばす住まいにすることができます。

 

1-4将来の介護に対応できる家

今は元気でも、10年後・20年後は誰しも体力や行動範囲に変化が訪れます。

廊下幅を広くとる、トイレを寝室の近くに配置する、段差をなくす──こうした工夫が「介護が必要になっても安心して暮らせる家」につながります。

 

1-5夫婦それぞれの居場所

「ずっと一緒にいるからこそ、少し離れて過ごす時間も大切」という声もよく耳にします。

小さな書斎や畳コーナーなど、夫婦それぞれの居場所を設けることで、適度な距離感と心のゆとりが生まれます。

こうした願いを一つずつ形にしていくと、自然と 「シニア世代専用の新築平屋」 という住まいのかたちが浮かび上がります。

それは、単なる住宅の提案ではなく、安心・快適・健康を守る未来設計なのです。

 

 

2. 朝の生活シーンに役立つ工夫

 

シニア世代にとって、朝の時間は一日のリズムを整える大切なひとときです。

けれども、今の家では「寒くて布団から出られない」「夜中のトイレが不安」「朝食準備で家の中を何度も行き来する」といった小さなストレスが積み重なっていませんか?

新築平屋では、こうした不安や負担を取り除く“朝にうれしい工夫”を盛り込むことができます。

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2-1寝室とトイレが近い安心感

夜中にトイレに行くとき、長い廊下を歩いたり、階段を下りたりするのは大きな不安要素です。新築時に寝室のすぐ横にトイレを配置すれば、夜間の移動が最小限に。

さらに人感センサー照明を組み合わせれば、真っ暗な中でスイッチを探す必要もなく、つまずきや転倒のリスクを減らせます

 

2-2朝日で自然に目覚める窓の工夫

朝、カーテンを開けた瞬間にやわらかな光が差し込む──それだけで気持ちが前向きになります。

東向きに大きな窓を設ければ、太陽の光とともに自然に目覚められ、体内リズムを整える効果も期待できます。

「暗い寝室から明るい朝へ」──これもシニア世代が求める「あったらいいな」のひとつです。

 

2-3キッチンとダイニングの最短動線

「起きてから朝食を作って、夫婦で一緒に食べる」──ごく当たり前の習慣も、家の間取りひとつでずいぶんラクになります。

キッチンとダイニングを一直線に並べるだけで、配膳や片づけの手間がぐんと減り、朝の動きがスムーズに。

特に体力が落ちてくるシニア世代にとって、動線の短さ=暮らしやすさ なのです。

 

2-4洗面とランドリーを近接配置

朝の支度は、洗顔・歯磨き・洗濯など複数の動作が重なります。

洗面とランドリーを隣接させておけば「顔を洗ったついでに洗濯機を回す」といった効率的な流れが自然にできます。

こうした小さな工夫が、毎日の生活に驚くほどのゆとりをもたらします。

 

 

3. 昼の生活シーンに役立つ工夫

 

午前の家事がひと段落した後は、昼の時間が始まります。

シニア世代にとっての昼の暮らしは「家事のしやすさ」「趣味やくつろぎの時間」「夫婦それぞれの居場所」が大きなテーマです。

平屋の設計に工夫を盛り込めば、日常をもっと楽に、もっと豊かにする昼時間 が叶います。

 

 

3-1回遊できる動線で家事がラクに

掃除機をかける、洗濯物を干す、買い物帰りに荷物を片づける──こうした日常の動きは意外と多く、動線が長いと体に負担がかかります。

回遊動線のある平屋なら、キッチン・洗面・リビング・庭がぐるりとつながり、どの場所にも無駄なく行き来が可能

「動きやすい家」は、シニア夫婦にとって何よりの安心と快適さになります。

 

3-2趣味スペースで心豊かな暮らしを

「夫は書斎で読書」「妻は畳コーナーで手芸や昼寝」──そんな過ごし方も平屋なら無理なく実現できます。

数畳のスペースでも、工夫次第で立派な趣味コーナーに。

お気に入りの本棚や和室の小上がりを設ければ、小さな空間が心のゆとりを生む場所になります。

 

3-3庭とのつながりを楽しむ

リビングの窓を開ければ、すぐに庭へ出られる──。

家庭菜園で野菜を育てたり、縁側でお茶を楽しんだり、花を眺めたり。

シニア世代にとって「自然とふれあう時間」は、心と体の健康を支える大切な要素です。

新築平屋なら、室内と庭が一体化した開放感のある暮らしが手に入ります。

 

3-4夫婦それぞれの居場所を確保

一日中同じ空間で過ごしていると、ときには「少しひとりになりたい」と思うことも。

リビングの一角にカウンターを設ける、寝室の隣に小さな書斎をつくる──。

こうした工夫で、夫婦それぞれが自分の時間を楽しめる「ちょうどいい距離感」が生まれます。

 

 

4. 夜の生活シーンに役立つ工夫

 

夕方から夜にかけての時間は、シニア世代にとって「一日の疲れを癒やし、安心して眠りにつくための時間」です。

しかし、古い住宅では「お風呂が寒い」「寝室が冷える」「夜中にトイレへ行くのが怖い」といった不安がつきまといます。

新築平屋に、夜の生活を支える工夫を盛り込むことで、安心・安全・快眠の暮らしが実現します。

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4-1ヒートショックを防ぐ浴室・脱衣所

冬の入浴で最も危険なのが「ヒートショック」です。浴室と脱衣所の温度差によって血圧が急変し、心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まります。

新築時に断熱材をしっかり入れ、浴室暖房や換気システムを組み合わせれば、冬でもヒヤッとしない安心のお風呂時間を過ごせます。

 

4-2安眠のための静かな寝室

年齢を重ねると、睡眠が浅くなり「ちょっとした物音」で目が覚めてしまう方も増えます。

防音サッシや遮光カーテンを採用すれば、外の音や光をしっかり遮断し、深い眠りを支える寝室環境が整います。

さらに断熱性能を高めることで、夜間の冷え込みやエアコンの効かないことによる不快感も防げます。

 

4-3夜間も安心の照明計画

夜中にトイレへ行く際、暗い廊下や玄関は転倒リスクを高めます。

人感センサー付きの照明を足元や廊下に設置すれば、起き上がった瞬間にやさしい光が灯り、安全に移動できる導線が生まれます。

小さな工夫ですが、シニア世代の暮らしにとって大きな安心につながります。

 

4-4セキュリティと防犯の工夫

安心な暮らしを支えるのは設備だけではありません。

シニア世代にとって大切なのは「地域の目」との連携です。

玄関先に植栽や塀を設けると不審者が隠れやすくなるため、あえて見通しをよくした外構デザインを取り入れるのも防犯の知恵。

さらに、近隣住民と挨拶を交わすオープンな玄関まわりは、「地域ぐるみの防犯効果」を生み出します。

 

 

5. 健康と安全を守る「あったらいいな」設計

 

シニア世代にとって、住まいは単なる生活の場ではなく 「健康を守り、事故を防ぐための器」 でもあります。

「転ばない」「寒さに震えない」「空気がきれい」──。

こうした環境が整って初めて、老後の暮らしは安心に変わります。

新築平屋なら、設計段階から 健康と安全に直結する工夫 を取り入れることができます。

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5-1段差ゼロのフラット設計

シニア世代の家庭で多い事故のひとつが「転倒」。

ちょっとした敷居や段差が大きなけがにつながることもあります。

床を完全にフラットにすることで、つまずきリスクを最小限に抑えられます。

さらに、浴室や玄関にもスロープや手すりを備えれば、将来の介護にも備えられます。

 

5-2廊下幅は90cm以上でゆとりを

車椅子や歩行器を使うようになったとき、標準的な廊下幅(75cm前後)では狭すぎます。

新築時から90cm以上を確保すれば、介助が必要になっても移動がスムーズ。

「今は必要なくても、将来の安心のため」に取り入れておきたい工夫です。

 

5-3室温を安定させる断熱性能

「寒い家」は、心筋梗塞や脳卒中のリスクを高めることが分かっています。

御社仕様の UA値0.46以下/断熱等級6〜7 の性能なら、冬でも室温を18℃以上に保ちやすく、ヒートショックの危険を大幅に減らせます。

夏も冷房効率が上がるため、熱中症対策にも効果的。

一年を通じて体にやさしい室内環境が整います。

 

5-4新鮮な空気を保つ換気・空気清浄

免疫力が低下しやすいシニア世代にとって、室内の空気環境も重要です。

花粉・PM2.5・ウイルスなどをカットする第一種換気や空気清浄システムを導入すれば、深呼吸したくなる家になります。

「ただ住むだけで健康を守れる」──そんな住まいこそ理想です。

 

5-5消し忘れを防ぐ安全設計

・人感センサーで自動点灯する照明

・コンロの自動消火機能

・施錠忘れを防ぐワンタッチキー

こうした 「万が一を未然に防ぐ仕組み」 は、シニア世代にとって安心感そのもの。

小さな工夫の積み重ねが、大きな安全をつくります。

 

 

6. 光熱費を減らす省エネ&快適性能

 

シニア世代にとって、住まいの性能は「快適さ」だけでなく「家計の安心」にも直結します。

年金や限られた収入で暮らしていく老後では、毎月の光熱費が大きな負担になることも少なくありません。

そこで重要になるのが、新築時にしっかりと備える 省エネの住まい です。

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6-1毎月の光熱費を30%以上カット

築30年以上の住宅と比べると、最新の高断熱・省エネ住宅では冷暖房効率が格段に向上します。

実際に、和歌山エリアで建て替えをされたご夫婦の事例では、月の光熱費が約3割削減できたという声も。

「夏のエアコン代が怖くない」「冬も石油ストーブを使わなくて済む」──こうした安心感は、毎月の暮らしを大きく軽くしてくれます。

 

6-2夏の強い日差し・冬の底冷え対策

和歌山は「夏は猛暑、冬は底冷え」という二面性を持つ地域です。

  • 夏:遮熱ガラスや深い軒で日差しをコントロール

  • 冬:冬の晴れた日に南面に当たる日射量は地域に限らず1m²あたり約 900W にもなります。                                           つまり、うまく家の中に取り入れれば暖房機器を点けているのと同じくらいの 熱が得られるわけです 。

こうした地域性に合った設計を盛り込めば、エアコンに頼りすぎない暮らしが可能になります。

 

6-3太陽光発電+エコキュートでさらに安心

省エネ住宅に「太陽光発電」や「エコキュート」を組み合わせれば、電気代の自給自足にも近づけます。

停電時にも電気が使えるため、もしもの災害時にも安心。

日常の光熱費削減+非常時の安心という二重のメリットが得られます。

 

 

7. 和歌山で実現できる具体的な施工アイデア

 

家づくりにおいて大切なのは、地域の気候や環境に合った設計を行うことです。

和歌山は温暖な気候に恵まれていますが、実際には「夏の猛暑」「冬の底冷え」「台風・豪雨」といった特徴的な課題があります。

新築平屋を建てる際には、こうした地域性に応じた施工アイデアを盛り込むことが、長く安心して暮らせる住まいにつながります。

和歌山の高温多湿&台風に強い平屋のつくり方──通風・断熱・防災を徹底解説

 

7-1夏の強い日差しへの工夫

和歌山の夏は日差しが非常に強く、室温の上昇や冷房費の増加を招きます。

  • 南側の窓に 深い軒(ひさし) を設けて直射日光を遮る

  • 遮熱ガラス外付けスクリーン を導入して室内の温度上昇を防ぐ

  • 庭に落葉樹を植え、夏は木陰をつくり、冬は日差しを取り込む

こうした工夫で、自然の力を活かしながら 「涼しく快適で、省エネな夏」 を実現できます。

 

7-2冬の底冷え対策

シニア世代が「寒い」と感じやすいのは、廊下や玄関、トイレ、脱衣所など。

これらの空間にもしっかりと断熱材を施工すれば、家全体の温度差が減り、ヒートショックのリスクも軽減されます。

 

7-3台風や豪雨への備え

和歌山は台風の通り道でもあり、風雨への対策は欠かせません。

  • 耐震等級3 に加え、強風にも強い屋根材やサッシを採用

  • 停電に備えて 太陽光発電+蓄電池 を導入

  • 雨水を適切に処理できる 排水計画・外構設計

これにより、もしもの災害時でも「暮らしを止めない住まい」を実現できます。

 

7-4塩害対策も忘れずに

海沿いのエリアでは、潮風による金属部分の劣化(塩害)が起きやすいのも和歌山ならでは。

  • 屋根や外壁に 塩害に強い素材 を選ぶ

  • エアコンや給湯器の室外機も 防錆加工タイプ を採用

こうした工夫で、建物や設備の寿命を大きく延ばすことができます。

 

 

8. シニア夫婦の“暮らしの変化”

 

新築平屋に住み替えたシニア世代のご家庭では、暮らしの中で次のような変化を実感されるケースが多くあります。

 

8-1階段のない生活で外出がラクに

2階建てから平屋へ住み替えると、買い物帰りや荷物の移動がすべて1階で完結します。

「玄関からキッチンまでの動線が短い」ことで外出が気楽になり、行動範囲が広がる方も多いです。

 

8-2冬の朝がつらくなくなった

高断熱の新築住宅では、冬の朝でも家全体の室温が下がりにくくなります。

「廊下やトイレも寒さを感じない」ことで、布団から出る一歩がラクになり、健康的な生活リズムが整いやすくなります。

 

8-3夫婦それぞれの時間を楽しめる

コンパクトな平屋でも、畳コーナーや小さな書斎スペースを設けることで、夫婦それぞれが好きな時間を過ごせます。

「同じ空間にいながらも、程よい距離感がある暮らし」を楽しむ方が増えています。

 

8-4家事の負担が半分以下に

洗面とランドリーを近接させたり、庭に直結する動線を確保したりすることで、洗濯や掃除が効率化。

「以前よりも短時間で家事が終わり、趣味の時間が持てるようになった」という実感を得るケースも少なくありません。

 

8-5将来への安心感が生まれた

新築平屋では廊下幅を広くとり、トイレを寝室の近くに配置するなど、将来の介護も見据えた設計が可能です。

「この家なら最後まで暮らせる」という安心感が、精神的な支えとなることも多いです。

 

 

9. まとめ──理想の終の住まいを建てるために

 

シニア世代にとって、新築平屋は単なる「住み替え」ではありません。

階段のない安心、冬でも寒くない快適さ、家事のしやすさ、夫婦それぞれの居場所──。

これらの「あったらいいな」を一つひとつ形にすることで、住まいは 人生を支える器 へと変わります。

和歌山の気候に合わせた断熱や台風対策、将来を見据えた介護対応設計などを組み込めば、

「いま快適、将来も安心」 の暮らしを実現できます。

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