土地探しで一番やってはいけないこと
平屋が建てられない土地の特徴
50代・60代で土地から探し始めるとき、
一番やってはいけないことがあります。
それは――
「土地だけ先に決めてしまうこと」です。
価格が安い。
駅に近い。
日当たりが良い。
その理由だけで契約してしまう。
けれど、終の棲家を考える世代にとって、
土地は“器”ではありません。
土地は、これからの暮らしを決めてしまう土台です。
そして実は、
「平屋が建てられない土地」
というものが存在します。
目次
なぜ土地だけ先に決めることが危険なのでしょうか。
① 家の形が制限される
土地には、
があります。
平屋は横に広がるため、
建ぺい率の影響を強く受けます。
「平屋を建てたい」と思っても、
敷地条件によっては希望の広さが確保できません。
② 駐車と動線が成立しない
平屋はワンフロア。
つまり、
家の“配置”が暮らしに直結します。
駐車スペースを取った結果、
玄関が奥まる。
車椅子動線が取りにくい。
将来の介助動線が確保できない。
土地形状ひとつで、
住みやすさは大きく変わります。
③ 日射取得が難しい
平屋は屋根面積が大きく、
日当たり設計が重要です。
けれど、
・北側道路
・南側に高い建物
・間口が狭い旗竿地
では、
冬の太陽を取り込めないことがあります。
終の棲家で大切な“陽だまり”が作れない。
それは大きな問題です。
実際多い失敗例
「この土地に決めました。
ここに平屋を建てたいです。」
拝見すると――
・建ぺい率60%
・敷地30坪
・前面道路4m
・南側に3階建てアパート
この条件では、
18坪の平屋が限界。
駐車1台でいっぱい。
日射も限定的。
結果、
「思っていた平屋と違う」
ということになります。
土地の価格が安くても、
理想の暮らしが成立しなければ意味がありません。
平屋が建てられない土地の特徴
① 敷地が小さすぎる
平屋は“広さより配置”が重要。
目安としては、
・延床20坪なら敷地40坪以上必要
・駐車2台ならさらに余裕
ギリギリの敷地では、
外構や動線に無理が出ます。
② 間口が極端に狭い
間口が狭い土地は、
・日当たり
・通風
・駐車配置
に制限が出ます。
平屋は横に広がるため、
間口の広さは大切です。
③ 高低差が大きい
擁壁が必要な土地。
段差が多い土地。
平屋はバリアフリー前提です。
敷地自体に段差があると、
外構費も上がり、
将来の移動負担も増えます。
④ 周囲に高い建物がある
冬の日射を遮られる土地は、
高断熱でも快適性が落ちます。
午後3時に現地を確認すること。
これが非常に重要です。
⑤ 法規制が厳しい地域
準防火地域や景観地区では、
建築コストが上がる場合があります。
土地が安くても、
建築費が上がることがあります。
解決策:ではどうすればよいか。
答えは一つ。
土地と建物を同時に検討すること。
土地を見た段階で、
・どのくらいの平屋が入るか
・駐車動線はどうなるか
・冬の日射は確保できるか
を簡易プランで確認する。
これをせずに契約するのが、
最大の失敗です。
まとめ
もし今、
土地を探しているなら、
契約前に必ず確認してください。
-
建ぺい率と敷地面積のバランス
-
南側の建物高さ
-
高低差の有無
-
将来の介助動線が成立するか
価格だけで決めない。
「平屋が建てられる土地かどうか」
これを最優先にする。
終の棲家は、
建物からではなく、
土地から失敗が始まります。
焦らなくて大丈夫です。
土地選びは、
人生後半の環境選びです。
陶彩館では、
土地単体ではなく、
“暮らしが成立するか”を一緒に確認します。
それが、
後悔しない土地探しの第一歩です。
土地探し相談会(完全予約制)
もし今、
「この土地で本当に大丈夫だろうか」と
引っかかるものがあるなら、
契約前に一度ご相談ください。
・ご希望の平屋が無理なく建てられるか
・駐車から玄関までの動線は安全か
・冬の陽だまりは確保できるか
・将来の介助や移動に負担はないか
図面と簡易プランをもとに、
ひとつずつ丁寧に確認いたします。
まだ具体的な候補地がない方も、
どうぞご安心ください。
平屋を前提にした土地選びの基準から、
エリアの整理、現地確認のポイントまで、
土地探しそのものをお手伝いしています。
これからの10年、20年を見据えた
土地の選び方を、
一緒にゆっくり整理してみませんか。