子どもが家を継がない時代の家づくり
この家を、子どもは継ぐのだろうか。
先日ショールームにお越しいただいたお客様が、
こんなことを話してくださいました。
「子どもは大阪に住んでいるんです。
たぶん、この家には戻ってこないと思います。」
少し笑いながら、
でもどこか寂しそうにおっしゃっていました。
実は、同じようなお話を
最近とてもよく聞きます。
「子どもは県外で家を買いました」
「帰ってくる予定はないですね」
「この家は私たちの代までかな」
そんな言葉です。
目次
家を建てた頃は、そうではなかった
今の家を建てた頃は、
「いつか子どもが住むかもしれない」
そんな気持ちもあったと思います。
広いリビング。
子ども部屋。
家族が集まる家。
でも、時代は少し変わりました。
子どもは仕事で別の街に住み、
それぞれの暮らしがあります。
そうなると、ふと考えることがあります。
「この家は、このままでいいのだろうか。」
家が広すぎると感じる瞬間

子どもが独立したあと、
・使っていない部屋
・閉めたままの子ども部屋
・2階に上がらない生活
そんなことが増えていきます。
そして冬になると、
「この家、寒いな」
と感じることもあります。
若い頃は気にならなかったことが、
少しずつ暮らしに影響してくるのです。
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これからの家は、少し考え方が変わる

これまでの家づくりは
子どもが中心の家
でした。
でもこれからは
自分たちが安心して暮らせる家
という考え方も大切になります。
・冬でも寒くない
・移動が楽
・掃除がしやすい
・光熱費が安定する
そんな家です。
👉関連コラム:「若い世代の家」と「シニア世代の家」は、考え方が違います。
「子どもに残す家」から「自分たちが安心して暮らす家」へ
子どもが家を継ぐかどうかは、
正直なところ分かりません。
でも、
これからの暮らしは確実に続きます。
これからの10年、20年を
どう過ごすか。
その環境を整えることは、
とても大切なことです。
住まいは、人生の環境です

家は資産でもありますが、
それ以上に
暮らしの環境
です。
寒さを我慢しない。
段差に悩まない。
安心して暮らせる。
そんな住まいがあるだけで、
毎日の暮らしは大きく変わります。
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まとめ
子どもが家を継がない時代。
それは少し寂しいことかもしれません。
でも同時に、
自分たちの暮らしのために
家を考える時代
とも言えるのではないでしょうか。
これからの住まいは、
誰かのためではなく、
自分たちが心地よく暮らすための家。
そんな住まいを、
ゆっくり考えてみるのもいいかもしれません。
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