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【暖房しているのに寒い家の理由】実は日本の家の多くがこの状態です。

2026.03.14
寒い家の理由

暖房をつけているのに、なぜか寒い⁉

 

冬になると、こんな声をよく聞きます。

「エアコンをつけているのに寒いんです。」

「暖房をつけても、なかなか暖まりません。」

「足元が冷えて仕方がない。」

実は、このようなお悩みは

決して珍しいものではありません。

暖房しているのに寒い家には、

いくつか共通する理由があります。

朝日新聞:「人生100年時代」にあわない日本の寒い家 夏も冬も高まるリスク

 

 

理由① 断熱性能が低い

 

無断熱の家

 

まず大きな理由のひとつが

断熱性能です。

断熱とは、

外の寒さが家の中に入りにくくする性能のことです。

断熱が弱い家では

・壁

・床

・天井

・窓

などから外の寒さが伝わります。

どれだけ暖房をつけても

熱が外に逃げてしまうため、

部屋が暖まりにくくなります。

👉関連コラム:和歌山の寒い家が健康を損なう理由──シニア世代が知っておきたい断熱の話

 

 

理由② 窓から熱が逃げている

 

実は、家の中で一番熱が逃げる場所は

です。

昔の住宅では

・アルミサッシ

・単板ガラス

が多く使われています。

この窓は外の冷たい空気を伝えやすく、

室内の暖かい空気も逃げやすくなります。

そのため

「窓の近くが寒い」

「結露が多い」

ということが起こります。

 

 

理由③ 床からの冷え

 

冬になると

「足元が冷たい」

と感じる方も多いと思います。

これは床下からの冷えが原因です。

昔の住宅では

床下の断熱が十分でないことも多く、

空気は暖まっても

床は冷たいままという状態になります。

 

 

理由④ 気密性能が低い(すき間が多い)

 

気密性能

 

もうひとつ大切なのが

気密性能です。

気密とは

家のすき間の少なさのことです。

これをわかりやすく例えると

穴のあいたバケツのようなものです。

バケツに水を入れても、

穴があいていれば水はどんどん漏れてしまいます。

家も同じです。

暖房で暖めた空気も、

すき間が多い家では

外へ逃げてしまいます。

そのため

・暖房が効きにくい

・部屋が暖まりにくい

ということが起きます。

👉関連コラム:住宅の気密性能とは?和歌山の気候に最適なC値基準と気密シートの重要性

 

 

理由⑤ 暖かい空気は上に逃げる

 

暖かい空気には、

上に上がる性質があります。

そのため、断熱が弱い家では

暖房で暖めた空気が

・天井

・屋根

・2階

へと上がり、

外へ逃げてしまいます。

その結果、

・1階はなかなか暖まらない

・足元が寒い

・2階だけ暖かい

ということが起きます。

特に昔の住宅では、

天井の断熱材が薄かったり、

入っていない場合もあります。

そのため、

暖房をつけても暖かさが保てないことがあります。

 

 

暖房の問題ではないことも多い

 

寒いと感じると

「エアコンが古いのかな」

「暖房の能力が足りないのかな」

と思う方も多いのですが、

実は

暖房ではなく家の性能

が原因になっていることも少なくありません。

どれだけ暖房を強くしても、

熱が逃げる家では

暖かさを保つことが難しいのです。

 

 

暖かい家は暮らしが変わる

 

新築住宅

 

断熱と気密が整った家では

・室内の温度差が少ない

・暖房効率が良い

・光熱費が安定する

といったメリットがあります。

そして何より

冬の暮らしがとても楽になります。

朝起きたときの寒さや、

お風呂に入るときの寒さも

大きく変わります。

👉関連コラム:「普通の家」と「本当に快適な家」の違いー見えない“性能”が、暮らしの価値を変える

 

 

まとめ

 

暖房しているのに寒い家には

・断熱

・窓

・床の冷え 

・気密

・暖かい空気が上に逃げる

といった理由があります。

もし冬になると

「この家、寒いな」

と感じることが多いなら、

住まいの環境を見直してみるのも

良いかもしれません。

家の暖かさは、

毎日の暮らしの快適さにつながります。

 

 

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