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和歌山で断熱性能の高い平屋を建てるなら|百家の性能と考え方

2026.07.24
高断熱性能の暮らし

和歌山は比較的温暖だから、断熱性能はそれほど高くなくてもよいのでは?」

平屋づくりを考え始めた方から、このようなご質問をいただくことがあります。けれども、冬の朝に廊下へ出た瞬間の寒さや、脱衣室で服を脱ぐときの冷え、夏の西日で室温がなかなか下がらないつらさは、和歌山の住まいでも決して珍しくありません。

とくに50代・60代からの住まいでは、リビングだけが暖かければよいのではなく、寝室からトイレへ行く夜の動線や、入浴前後の脱衣室、毎日通る廊下まで、できるだけ温度差を小さくすることが大切です。

この記事では、和歌山で断熱性能の高い平屋を検討している方へ、UA値やC値の見方、窓・断熱材・気密測定、夏の日射対策、換気、光熱費まで、百家の考え方とともにわかりやすくお伝えします。

 

 

なぜ50代・60代の住まいに断熱が重要なのか

 

断熱性能

 

 

50代・60代は、これからの暮らしを見直す大切な時期です。子どもが独立し、夫婦2人やおひとりで家にいる時間が増えると、これまで我慢できていた暑さや寒さが、少しずつ負担に感じられることがあります。

若い頃は「寒ければ厚着をすればいい」「暑ければ冷房を強くすればいい」と考えられたかもしれません。しかし、この先20年、30年と暮らす住まいでは、体力の変化や光熱費の負担も考えておきたいところです。毎日の小さな我慢が続かない家にしておくことが、これからの安心につながります。

 

国土交通省が支援した調査では、冬の室温が低いほど血圧が高くなる傾向や、高齢者ほど室温低下による血圧上昇が大きい傾向が確認されています。高断熱住宅は病気を完全に防ぐものではありませんが、室温を保ちやすくし、寒さによる体への負担を減らす住環境づくりに役立ちます。

50代・60代の家づくりで大切な視点
「リビングが暖かいか」だけではなく、寝室・廊下・トイレ・脱衣室まで、家の中の温度差が小さくなるように考えることが大切です。

 

 

和歌山でも冬の室温差に注意が必要な理由

 

なぜ50代・60代の住まいに断熱が重要なのか

 

 

気象庁の平年値では、和歌山市の1月の日最低気温の平均は2.9℃です。比較的温暖といわれる和歌山でも、冬の外気温は十分に低くなります。また、かつらぎ町など内陸部では、朝の冷え込みがさらに厳しくなる日があります。

問題は、外の寒さだけではありません。断熱性能が低い住宅では、暖房しているリビングと、暖房していない廊下・トイレ・脱衣室との間に大きな温度差が生まれやすくなります。暖かい部屋から寒い脱衣室へ移動し、その後に熱い湯へ入ると、血圧が大きく変動する可能性があります。消費者庁も、冬季の入浴事故対策として、入浴前に脱衣所や浴室を暖めることを勧めています。

「雪が少ない地域だから大丈夫」ではなく、家の中でどれだけ室温差を小さくできるか。これが和歌山の50代・60代にとって大切な断熱の考え方です。

 

 

まず確認したい「UA値」

 

UA値(外皮平均熱貫流率)は、窓・外壁・屋根・床など、家の外側を包む部分からどれくらい熱が逃げるかを表す数値です。単位はW/㎡Kで、数値が小さいほど熱が逃げにくく、断熱性能が高いことを示します。

百家では、UA値0.46以下を基準とし、断熱等性能等級6相当の住まいを目指しています。大切なのは、「断熱等級が高い」という言葉だけでなく、建てる家ごとに外皮計算を行い、UA値を確認することです。窓の大きさや方位、間取りによっても数値は変わるため、商品カタログの代表値だけでは判断できません。

百家の断熱・省エネ・間取り・介護への考え方は、「百家の家とは」でも詳しくご覧いただけます。

 

 

C値は、断熱性能を生かすための「すき間」の数値

 

 

 

断熱材を厚くしても、家にすき間が多ければ、そこから外気が出入りしてしまいます。たとえるなら、暖かい上着を着ていても、ファスナーが開いたままになっているような状態です。

そのすき間の少なさを示すのがC値(相当隙間面積)です。床面積1㎡当たりに何㎠のすき間があるかを表し、数値が小さいほど気密性能が高いことを示します。百家では、C値0.7㎠/㎡以下を基準としています。

UA値が設計・計算で確認する数値であるのに対し、C値は完成した家の施工精度に左右されます。図面だけではわからないため、専用の機器で実際に測ることが欠かせません。

 

百家が全棟で気密測定を行う理由

同じ断熱材、同じ図面で建てても、配管や配線が壁を通る部分、窓まわり、床と壁の取り合いなどの施工によって、すき間の量は変わります。そのため百家では、すべての建物で気密測定を行い、C値0.7㎠/㎡以下になっているかを確認します。

気密測定の価値は、よい数値を広告に載せることだけではありません。万一、目標値に届かなければ、すき間が生じている可能性のある部分を確認し、必要な手直しを行えることにあります。「測ったことがある」ではなく、「全棟で測るのか」「結果を施主に渡すのか」まで確認すると、住宅会社を比べやすくなります。

関連記事:「住宅の気密性能とは?和歌山の気候に最適なC値基準と気密シートの重要性」

 

 

窓・断熱材・ダブル断熱まで見て判断する

 

ダブル断熱

 

 

UA値が同じでも、どの材料を使い、どのように施工しているかによって、住まいの考え方は異なります。断熱性能の高い平屋を選ぶときは、数値と一緒に、窓・屋根・壁・床の仕様まで確認しましょう。

 

窓は、熱の出入りが大きい場所

窓は外の光や風を取り入れる一方で、冬は熱が逃げやすく、夏は日射熱が入りやすい場所です。百家では、Low-E複層ガラス(アルゴンガス入り)と、アルミの耐久性と樹脂の断熱性を組み合わせたハイブリッドサッシを採用しています。採用窓のU値は1.65W/㎡Kです。窓のU値もUA値と同じく、数値が小さいほど熱を通しにくいことを示します。

ただし、高性能な窓を選べば終わりではありません。窓を大きくしすぎれば、冬の熱損失や夏の日射の影響も大きくなります。方位ごとに窓の大きさやガラスの種類を考え、眺め・明るさ・断熱・日射をバランスよく整えることが必要です。

 

壁は、充填断熱+外側の付加断熱

百家の壁は、柱の間に現場発泡ウレタンフォーム80mmを充填し、さらに外側にEPS25mmを重ねるダブル断熱(付加断熱)です。屋根は現場発泡ウレタンフォーム170mm、床は押出法ポリスチレンフォーム断熱材3種bA・90mmを標準的な仕様としています。

柱などの構造部分は、断熱材が入る部分より熱を伝えやすく、熱の通り道になることがあります。これをヒートブリッジ(熱橋)といいます。外側からも断熱材で包む付加断熱は、この熱橋を減らし、断熱層をできるだけ連続させるための考え方です。

「ダブル断熱」という名称だけでなく、どの部位に、どの種類の断熱材を、何mm施工するのか。ここまで明記されているかを確認することが大切です。

関連記事:百家の断熱性能と標準仕様

 

 

平屋は、家の中の温度差を小さくしやすい

 

平屋

 

 

平屋は生活空間がワンフロアにまとまるため、2階建てに比べて上下階の温度差が生まれにくく、空調計画をシンプルにしやすい特徴があります。コンパクトな間取りなら、冷暖房する空間も小さくでき、家全体の室温を整えやすくなります。

ただし、平屋なら自動的に暖かくなるわけではありません。平屋は屋根と床が外気に接する面積の割合が大きくなりやすいため、屋根・天井と床の断熱をしっかり行うことが重要です。また、長い廊下や細かく区切られた個室が多いと、室温差が生まれやすくなります。断熱・気密・間取り・空調を一緒に考えてこそ、平屋のよさが生きてきます。

関連記事:「夫婦二人にちょうどいい15坪の平屋」

 

 

脱衣室・トイレ・廊下を「寒い場所」にしない

 

50代・60代からの平屋では、リビングの快適さだけでなく、短い時間しか使わない場所の温度も大切です。夜中に寝室からトイレへ行くとき、朝に洗面室で身支度をするとき、入浴前に脱衣室で服を脱ぐとき。こうした日常の移動で急に寒さを感じないように計画します。

  • 寝室とトイレを近くし、寒い廊下を長く歩かない動線にする
  • 廊下をできるだけ少なくし、LDKと水まわりをコンパクトにつなぐ
  • 脱衣室にも暖房を設け、入浴前から室温を整えられるようにする
  • 窓を必要以上に大きくせず、冷気を感じにくい位置と性能を選ぶ
  • 建具の開閉や空調の配置まで含め、家全体に暖気・冷気が届くように考える

百家が目指すのは、「部屋ごとに強い暖房を置く家」ではなく、住宅そのものの断熱・気密性能を高め、少ない冷暖房で家の中の温度差を小さくしやすい住まいです。

 

 

夏の暑さには、断熱と日射遮蔽をセットで考える

 

断熱と日射遮蔽

 

 

高断熱住宅は冬だけのものではありません。外の熱が室内へ伝わりにくくなるため、夏の冷房も効きやすくなります。ただし、窓から強い日射が入ると、高断熱な家ほど入った熱が室内に残りやすくなることがあります。

そこで大切になるのが、日射遮蔽です。南面は、冬の低い日差しを取り入れながら、夏の高い日差しを軒や庇で遮るように考えます。西面は夕方の低い日差しが入りやすいため、窓の大きさを抑えたり、外付けシェードや植栽を利用したりする方法が有効です。

百家では、周囲の建物や方位を踏まえて日照シミュレーションを行い、冬に日射が入るか、夏にどのような影ができるかを確認しながら計画します。「UA値が低いから夏も安心」と考えるのではなく、窓の配置・ガラス・軒・外部の日よけまで一緒に見ることが大切です。

 

 

光熱費は、断熱性能だけで決まらない

 

断熱・気密性能を高めると、暖房や冷房でつくった熱を逃がしにくくなり、少ないエネルギーで室温を保ちやすくなります。そのため、同じ広さ・同じ使い方で比べれば、冷暖房費を抑えやすくなります。

ただし、実際の光熱費は、家の大きさ、家族の人数、設定温度、在宅時間、電気料金、給湯の使い方、太陽光発電の有無などによって変わります。「月々必ず○円になる」という説明だけで判断するのは避けたほうが安心です。

住宅会社に相談するときは、UA値だけでなく、想定する暮らし方を伝えたうえで、一次エネルギー消費量の計算や、冷暖房・給湯・換気を含めた住まい全体の燃費について説明を求めましょう。将来、年金生活になったときの固定費を考えるうえでも、建築時の価格と毎月の負担を一緒に比べることが大切です。

関連記事:「価格について」

 

 

高気密住宅ほど、換気を計画どおりに働かせる

 

「気密性を高めると、息苦しくならないの?」と心配される方もいます。高気密住宅は、換気をしない家ではありません。むしろ、どこから空気を入れ、どこから出すかを計画し、24時間換気をきちんと働かせるために気密性能が必要です。

すき間が多い家では、意図しない場所から外気が入り、換気扇から遠い場所の空気が入れ替わりにくくなることがあります。気密性を確保したうえで、給気口と排気口を適切に配置すれば、家全体の空気を計画的に入れ替えやすくなります。

換気方式の名称だけでなく、必要な換気量、給排気の経路、フィルターの掃除方法と交換費用、運転音、将来のメンテナンスまで確認しておきましょう。高性能住宅は、断熱・気密・換気の3つがそろって、はじめて快適さを保ちやすくなります。

 

 

体験ショールームで確認できること

 

体験ショールームで確認できること

 

 

断熱性能は、完成後には壁の中に隠れてしまいます。だからこそ、契約前に数値と施工内容を確認することが大切です。陶彩館の岩出本店には、和歌山最大級210坪のリフォーム体験ショールームがあります。住まいの設備だけでなく、これからの暮らし方を具体的に考えながら相談できます。

ショールームでは、次の点を確認してみてください。

  • 百家が採用する窓のガラス構成、サッシ、U値
  • 屋根・壁・床に使う断熱材の種類と厚さ
  • 充填断熱と外側付加断熱を組み合わせるダブル断熱の仕組み
  • 実際の気密測定の方法、過去の測定結果、施主へ渡す報告内容
  • 脱衣室暖房、換気設備、給湯設備など、温度と光熱費に関わる設備
  • 15坪・20坪など、家全体の温度を整えやすいコンパクトな間取り

 

カタログの言葉を聞くだけでなく、断熱材のサンプルや窓の構造、図面、測定結果を見ながら質問すると、家づくりの違いがわかりやすくなります。

断熱材や窓の構造、住まいの設備を実際に見ながら相談したい方は、岩出本店ショールームで確認できることをご覧ください。

 

 

「高断熱です」ではなく、数値と施工内容を比べる

 

「高断熱です」ではなく、数値と施工内容を比べる

 

 

断熱性能の高い平屋を選ぶとき、いちばん注意したいのは、「高断熱」「高気密」という言葉だけで安心しないことです。住宅会社によって、基準とする数値も、測定の有無も、断熱材の種類や厚さも異なります。

少なくとも、次の項目は書面で確認しましょう。

  1. 建てる家のUA値はいくつか。外皮計算書を確認できるか
  2. 目標とするC値はいくつか。全棟で気密測定を行うか
  3. 屋根・壁・床の断熱材は何か。それぞれ何mm施工するか
  4. 窓のサッシ・ガラス・U値はどうなっているか
  5. 柱や接合部などのヒートブリッジ対策をどう行うか
  6. 夏の日射遮蔽を、窓・軒・方位・外構まで含めて考えているか
  7. 換気方式と、掃除・交換などの維持管理方法はどうなっているか

 

百家では、UA値0.46以下、C値0.7㎠/㎡以下という数値だけでなく、その数値を支える窓・断熱材・ダブル断熱・気密測定・日射計画まで、できるだけ具体的にお伝えします。

50代・60代からの家づくりは、広さや見た目だけでなく、この先の健康、毎月の光熱費、手入れのしやすさまで考えることが大切です。和歌山で断熱性能の高い平屋を検討するなら、「暖かそう」という印象ではなく、これからの30年を無理なく暮らせる性能かどうかを、一つずつ確かめてみてください。

これからの30年を、寒さや暑さを我慢しない暮らしへ。
百家では、新築平屋・建て替え・住み替え・1階だけで暮らすリフォームまで、今の住まいとこれからの暮らしを一緒に整理します。まだ建てると決めていない段階でも大丈夫です。UA値やC値、断熱材、窓、気密測定についても、実物や資料を見ながらわかりやすくご説明します。

 

体験ショールームで断熱性能について相談する

陶彩館 岩出本店ショールーム|和歌山県岩出市畑毛306-2|TEL 0120-6-10312|営業時間 9:00〜17:00(水曜定休)

 

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百家(ひゃっか)は、オーヤシマ株式会社 陶彩館が運営する、50代・60代からの暮らしに合わせた平屋住宅ブランドです。和歌山で、夫婦2人やおひとりの小さな平屋、建て替え、住み替え、今ある土地での新築を検討する方に、この先30年を安心して暮らせる住まいをご提案しています。

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