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築35年の二階建てを20坪の平屋に建て替えたら?夫婦2人の暮らしと費用

2026.10.29
夫婦二人の暮らしと費用

「今の家は、まだ十分住める。でも、これからもこの家で暮らしていくのだろうか。夫婦2人の暮らしに合わせて、平屋に建て替えるのも一つの方法かもしれない」

築35年の二階建て。子どもたちが小さかった頃には、家族みんなでにぎやかに過ごした家です。

2階には子ども部屋があり、1階には家族が集まるリビング。家を建てた当時は、35坪という広さも必要でした。

ところが子どもが独立し、今は夫婦2人。

以前の子ども部屋は物置になり、2階に上がるのは掃除や荷物を取りに行くときくらい。

今すぐ暮らしに困っているわけではありません。

それでも、こんなことを考えたことはないでしょうか。

「もし今の家を20坪くらいの小さな平屋に建て替えたら、これからの暮らしはどう変わるのだろう」

今回は、築35年・35坪の二階建てに住む60代夫婦をモデルに、20坪・2LDKの平屋へ建て替えた場合の暮らし方、間取り、費用を具体的に比較します。

※この記事は暮らしを比較するためのモデルケースです。実際の建て替え施工事例ではありません。

 

 

1. 35坪の二階建て。夫婦2人になった今、使っている場所は?

 

2階建ての暮らし

 

例えば、こんな家を想像してみてください。

築35年、延床面積35坪の二階建て。

1階にはLDKと和室、水まわり。2階には夫婦の寝室と、以前は子どもたちが使っていた個室があります。

子育て中には、どの部屋にも役割がありました。

しかし今は、普段の食事もテレビも、くつろぐ時間も1階のLDKが中心。

2階の子ども部屋には、もう使わない家具や家電が置かれています。

廊下や階段、使わなくなった部屋も、定期的な掃除や換気が必要です。

屋根や外壁のメンテナンスも、家族の人数が減ったからといって必要なくなるわけではありません。

ただ、広い家が悪いということではありません。

年末年始に子どもや孫が集まる家。趣味の道具や思い出の品を大切に残しておきたい家。

今の住まいだからこその良さもあります。

考えたいのは、これからもその広さを活かして暮らしたいのか、それとも、もっと今の自分たちに合う家にしたいのかということです。

 

 

2. 35坪の二階建てを20坪の平屋に建て替えたら、暮らしはどう変わる?

 

平屋の暮らし

 

35坪の二階建てを20坪の平屋にすると聞けば、「ずいぶん狭くなるのでは?」と感じるかもしれません。

確かに床面積は小さくなります。

けれど、暮らしの中心に必要な場所を集めることで、今までとは違う住まい方ができます。

百家のPLAN BOOKに掲載している20坪・2LDKの参考プランでは、LDKを中心に、夫婦それぞれの個室、パントリー、ファミリークローゼット、ランドリールームなどを配置しています。

 

① 夫婦それぞれの個室を持てる

夫婦2人だからといって、すべての時間を同じ部屋で過ごす必要はありません。

例えば、夫は読書や音楽を楽しむ。妻は趣味や手仕事の時間を楽しむ。

それぞれの部屋にはベッドを置き、寝室としても使えるようにする。

百家の参考プランでは、約5.2帖の洋室を2室設けています。

大きな部屋ではありませんが、必要な家具を選び、収納を工夫すれば、自分だけの落ち着いた居場所をつくれます。

一緒に過ごす時間も、ひとりの時間も大切にする。

夫婦2人のこれからの暮らしには、そんな間取りもいいのではないでしょうか。

 

② LDKが毎日の暮らしの中心になる

20坪の平屋でも、百家の参考プランでは約15.2帖のLDKを設けています。

朝、カーテンを開けると庭の緑が見える。

コーヒーを飲みながら、今日は何をしようかと話す。

天気のいい日はウッドデッキで本を読んだり、友人を招いてお茶を楽しんだり。

LDKと庭がつながることで、室内の床面積以上の広がりを感じられる住まいを計画できます。

今までの35坪の家では、あまり使っていなかった部屋もあったかもしれません。

それなら、使わない部屋を残すより、毎日使うLDKをもっと好きになれる場所にするという考え方もあります。

 

③ 家事のために、家の中を何度も行き来しない

今の二階建てでは、洗濯物を2階へ持って上がったり、廊下を通って収納へ運んだりしているかもしれません。

20坪の平屋なら、キッチン、ランドリールーム、収納を近くにまとめる間取りが考えられます。

洗濯する、干す、片付ける。

この一連の動きが短くなれば、家事にかける時間や手間を減らしやすくなります。

また、掃除のために階段を上がる必要もありません。

今は階段のある暮らしに不自由していなくても、これから10年、20年と暮らすことを考えると、家の中の移動がシンプルになることには意味があります。

 

④ 庭や外とのつながりを、もっと楽しめる

平屋の魅力は、階段がないことだけではありません。

庭との距離が近いことも大きな魅力です。

リビングからウッドデッキへ出て、季節の草花を眺める。

小さな家庭菜園をつくる。

散歩から帰って、デッキでひと休みする。

広大な庭である必要はありません。

毎日の暮らしの中で、自然を感じられる居場所があること。

今より小さな家でも、暮らしの楽しみを増やすことはできるのです。

 

⑤夫婦2人の20坪平屋を、間取りと写真で見てみませんか?

百家のPLAN BOOKでは、20坪・2LDKの平屋を中心に、夫婦それぞれの個室、LDK、家事動線、ウッドデッキのある暮らしをご紹介しています。

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3. 35坪の二階建てと20坪の平屋を比較してみる

 

今回のモデルケースを比較すると、次のようになります。

比較すること 今の35坪・二階建て 20坪・平屋への建て替え
暮らす人数 夫婦2人 夫婦2人
部屋の使い方 以前の子ども部屋などが残る 今必要な部屋を計画する
夫婦の個室 既存の間取りによる 2室を計画できる
家事動線 1階・2階に分かれる場合がある ワンフロアにまとめられる
LDK 今の間取りを利用 庭とのつながりを考えて設計
掃除・管理 広い床面積と2階の管理が必要 管理する室内面積を減らせる
断熱・耐震 現在の性能や劣化状況による 現行の基準に沿って新しく設計できる
工事の負担 住み続けるならなし 解体・仮住まい・引っ越しが必要

※比較はモデルケースであり、個別の建物や設計条件によって異なります。

 

ここで大切なのは、35坪より20坪の方が必ず優れているということではありません。

今の家には、住み慣れた安心感や家族との思い出があります。

一方、これからの暮らしに合わせて設計し直せることが、建て替えの魅力です。

どちらが自分たちに合っているかは、今の家の状態と、これからどんな暮らしをしたいかによって変わります。

 

 

4. 20坪・2LDKの平屋へ建て替えると、費用はいくら?

 

間取り・費用を検討する夫婦

 

暮らしのイメージができても、やはり気になるのは費用です。

「今の家はまだ使えるのに、お金をかけて建て替える必要があるのだろうか」

そう考えるのは自然なことです。

だからこそ、建て替えでは建物価格だけでなく、実際に必要になる費用全体を見ることが大切です。

 

百家の20坪・2LDK参考プランの価格

百家のPLAN BOOKでご紹介している参考プランは、次の内容です。

建物本体工事:2,080万円

付帯工事:180万円

建物本体+付帯工事:2,260万円(税込)

床面積は66.86㎡(20.22坪)、施工面積は74.72㎡(22.59坪)です。

この価格はPLAN BOOKに掲載している参考プランのもので、敷地条件や仕様などによって変わります。

また、2,260万円は建て替えに必要なすべての費用を含んだ金額ではありません。

 

今の家を建て替える場合、別途必要な費用

建て替えでは、例えば次の費用を考える必要があります。

既存住宅の解体費

現在の二階建てを取り壊す費用です。建物の構造や大きさ、道路の幅、家財の量などによって変わります。解体前には法令に基づくアスベストの事前調査なども必要です。

仮住まい・引っ越し費

建て替え工事の間は、原則として別の住まいを確保する必要があります。引っ越しも通常2回になります。

外構工事費

駐車場、アプローチ、フェンス、庭などを整備する費用です。今の外構を活かせる部分があるかも確認します。

地盤改良費

地盤調査の結果、地盤改良などが必要になる場合があります。

諸費用

登記費用、住宅ローン関係の手数料、保険、税金など、工事費とは別に考える費用があります。

このほか、既存の給排水設備や敷地条件によって、追加工事が必要になる場合もあります。

つまり、建て替えの予算は、

「建物本体+付帯工事」だけでなく、「解体・仮住まい・外構・諸費用などを含む総額」で考える。

この区別が大切です。

 

35坪の家を維持する場合の費用とも比較する

一方、建て替えずに今の家に住み続ける場合にも、費用がかかることがあります。

築35年であれば、屋根・外壁・水まわり・給排水管・断熱・耐震など、今後どのような改修が必要になるのかを確認したいところです。

もちろん、築35年だからすべてを直す必要があるわけではありません。

これまでの修繕履歴や、建物の状態によって大きく変わります。

大切なのは、今すぐ必要な工事と、今後必要になりそうな工事を分けて整理すること。

その費用と、新しい平屋に建て替える費用を、これからの暮らし方も含めて比較することです。

関連コラム:50代・60代の平屋予算はいくらまで?

 

 

5. 今の35坪の家を壊さず、リフォームで暮らしを変える方法もある

 

「20坪の平屋での暮らしは魅力的。でも、今の家を壊してしまうのはもったいない」

そう感じる方もいるでしょう。

その場合、今の二階建てを活かすという選択肢もあります。

例えば、1階にLDK、寝室、水まわり、収納をまとめるリフォームです。

これなら、2階建てのままでも、普段の生活を1階で完結させることが考えられます。

また、窓や床・壁の断熱、間取りの変更、家事動線の改善などを組み合わせることで、今より暮らしやすくできる場合があります。

ただし、現在の家の構造や状態によっては、希望する間取りに変更できないこともあります。

耐震改修や断熱改修、屋根・外壁の修繕などが重なると、工事範囲が大きくなる場合もあります。

 

建て替えが向いている場合

  • 今の家の広さや部屋数を大きく変えたい

  • 二階建てをやめ、ワンフロアの暮らしにしたい

  • LDKと庭のつながりなど、間取りを一から計画したい

  • 断熱・耐震などの性能を新しい建物で計画したい

 

リフォームが向いている場合

  • 今の家の構造や状態が良好

  • 1階に必要な生活空間をまとめられる

  • 今の住まいの形や思い出を活かしたい

  • 必要な改修範囲を合理的に絞れる

どちらがよいかは、築年数だけでは決められません。

建築士などの専門家に今の家の状態を確認してもらい、費用と暮らし方の両面から判断することが大切です。

 

 

6. 今の土地に20坪の平屋は建てられる?

 

20坪の平屋は建てられる

 

もうひとつ、建て替えを考えるときに確認しておきたいのが土地の条件です。

「今の家が35坪だから、20坪の平屋なら余裕で建つはず」

そう思うかもしれません。

しかし、二階建てと平屋では建物の配置が異なります。

二階建ての35坪は、1階と2階に床面積を分けて配置しています。

一方、20坪の平屋では、生活空間がすべて1階に集まるため、建物の形や屋根の広がりも変わります。

そのため、土地の広さだけで判断することはできません。

確認したいのは、例えば次のようなことです。

  • 建ぺい率や容積率などの建築条件

  • 道路への接し方や敷地の形

  • 駐車場を何台確保したいか

  • 庭やウッドデッキをどこに配置したいか

  • 日当たりや隣家との距離

  • 高低差や擁壁、排水の状況

特に和歌山では、車を日常的に使うご家庭も多いため、平屋だけでなく駐車場や道路からの出入りも含めて考える必要があります。

「平屋を建てたいけれど、今の土地で実現できるか分からない」

そんな方は、今の土地の図面を使って、建物・駐車場・庭の配置を検討するところから始めるとよいでしょう。

 

 

7. 建て替えると決める前に、夫婦で話してほしい3つのこと

 

建て替えの検討は、間取りや価格を見ることから始まりがちです。

でも、その前にご夫婦で一度話してみてほしいことがあります。

 

① これから、どんな時間を大切にしたいか

家でゆっくり過ごしたい。

友人を招いて食事を楽しみたい。

趣味や読書に集中できる場所がほしい。

庭で季節を楽しみたい。

そんな日常の希望が、間取りを考える出発点になります。

 

② どんな場所は、これからも残したいか

例えば、仏壇を置く場所。

季節の道具や思い出の品をしまう収納。

子どもや孫が遊びに来たときの居場所。

家を小さくするからといって、大切なものをすべて手放す必要はありません。

自分たちにとって何が必要なのかを考えることが大切です。

 

③ 住まいにいくら使い、どれくらい残しておきたいか

これからの生活には、家以外にも大切なお金があります。

旅行や趣味、車の買い替え、医療や介護への備え。

新しい家に予算をかけすぎて、その後の暮らしを我慢することになっては本末転倒です。

住まいづくりは、家を建てることがゴールではありません。

新しい家で、その先の暮らしを楽しむことが目的です。

 

 

8. まとめ|小さな平屋に建て替えることは、暮らしを小さくすることではない

 

築35年の二階建て。

子どもを育て、家族の思い出が詰まった大切な家です。

まだ住める家を、わざわざ建て替える必要があるのだろうか。

そう迷うのも当然だと思います。

けれど、これからの30年を考えたとき、今までと同じ広さや部屋数が必要とは限りません。

35坪の二階建てから、20坪の平屋へ。

床面積は小さくなっても、夫婦それぞれの個室、明るいLDK、庭とつながるウッドデッキ、家事のしやすい動線など、これからの暮らしに必要なものを計画できます。

もちろん、今の家をリフォームして暮らし続ける方法もあります。

大切なのは、建て替えを先に決めることではありません。

今の家をどうするかではなく、これから夫婦2人でどんな毎日を過ごしたいか。

そこから住まいを考えてみてはいかがでしょうか。

 

今の二階建てから、夫婦ふたりの小さな平屋へ

 

平屋の暮らし

 

20坪の平屋で、夫婦ふたりの新しい暮らしを。

35坪の二階建てから、20坪の平屋へ。
家の広さを小さくすることで、毎日の暮らしはどう変わるのでしょうか。

百家のPLAN BOOKでは、20坪・2LDKの間取りや夫婦それぞれの個室、LDK、家事動線、ウッドデッキのある暮らしをご紹介しています。
建物本体と付帯工事の価格もご覧いただけます。

まだ建て替えると決めていなくても大丈夫です。
これからの暮らしをイメージするために、ぜひご覧ください。


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百家|陶彩館

これからの30年に、ちょうどいい平屋。

 

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百家(ひゃっか)は、オーヤシマ株式会社 陶彩館が運営する、50代・60代からの暮らしに合わせた平屋住宅ブランドです。和歌山で、夫婦2人やおひとりの小さな平屋、建て替え、住み替え、今ある土地での新築を検討する方に、この先30年を安心して暮らせる住まいをご提案しています

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