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二階建てを平屋に建て替えるには何から始める?50代・60代の準備と進め方

2026.10.31
平屋建て替え

「今の二階建てを平屋に建て替えるなら、夫婦2人にちょうどいい家にしたい」

そんなことを考え始めたものの、何から手をつけていいのか分からない。

住宅展示場に行けばいいのか。それとも、先に予算を決めるべきなのか。

今の家を壊すことになるので、簡単には決められません。

築35年ほどの二階建て。子どもたちが小さかった頃は、家族みんなでにぎやかに暮らした家です。

2階には子ども部屋があり、1階には家族が集まるリビングがある。

けれど、子どもたちが独立した今、2階へ上がるのは掃除や荷物を取りに行くときくらい。

今すぐ困っているわけではないけれど、これから夫婦2人で暮らすのなら、もう少し自分たちに合った家があってもいい。

 

例えば、明るいリビングから庭につながる20坪ほどの平屋。

夫婦それぞれの個室があって、洗濯も片付けも1階だけで済む。

そんな暮らしを想像すると、少し楽しみになりませんか。

平屋への建て替えは、まだ建てると決めていない段階から準備を始められます。

大切なのは、住宅会社を選ぶことや間取りを決めることを急ぐのではなく、「今の土地で、どんな暮らしが実現できるのか」を一つずつ確かめることです。

今回は、50代・60代のご夫婦が、二階建てから小さな平屋への建て替えを考え始めたときの進め方をご紹介します。

 

 

1. 最初にすることは、住宅展示場へ行くことではありません

 

家を建て替えようと思ったら、まず住宅会社を探したくなるかもしれません。

もちろん、施工会社を調べることも必要です。

ただ、その前に夫婦で一度話してほしいことがあります。

「これからの家で、どんな毎日を過ごしたいか」

ということです。

例えば、同じ夫婦2人でも希望は違います。

「今の広い家の掃除をもっと楽にしたい」

「庭を眺めながら、朝のコーヒーを楽しみたい」

「夫婦それぞれの寝室がほしい」

「冬の寒い廊下や脱衣室を何とかしたい」

「これからは、旅行や趣味にもお金を使いたい」

こうした希望を整理しないまま間取りを見始めると、部屋の数や広さ、設備の新しさばかりに目が向いてしまいます。

けれど、建て替えの目的は、新しい家を所有することだけではありません。

これからの30年を、今より心地よく暮らすこと。

最初は、二人で好きな暮らしの話をするだけでも十分です。

 

「今の家で残したいこと」も書き出してみる

新しい暮らしへの希望だけでなく、今の家で気に入っていることも整理してみましょう。

例えば、長年育ててきた庭木。

いつも日が差し込むリビング。

使い慣れたキッチンの位置。

ご近所とのつながり。

住み慣れた土地で建て替えるなら、こうした良さを、新しい平屋にも引き継げる可能性があります。

すべてを新しくするのではなく、好きな暮らしを残しながら、これからに合う家へ変える。

そんな考え方から始めてみてはいかがでしょうか。

 

 

平屋を建替える前に

 

2. 準備① 今の土地に、希望する平屋が建てられるか確認する

 

暮らしのイメージが少しできたら、次に確認したいのが土地です。

「今の二階建てが建っているのだから、小さな平屋なら問題なく建つでしょう」

そう思われるかもしれません。

しかし、二階建てと平屋では、土地の使い方が違います。

例えば、延床面積35坪の二階建てでも、1階部分は18坪程度という場合があります。

一方、20坪の平屋では、LDK、寝室、水まわりをすべて1階に配置します。

建物全体の床面積は小さくなっても、土地に広がる面積は大きくなる場合があるのです。

 

土地について、最初に確認したいこと

主な確認事項は、次のとおりです。

  • 土地の面積と形

  • 建ぺい率などの建築条件

  • 道路の幅と敷地の接し方

  • 駐車場を何台確保できるか

  • 庭や日当たりをどう考えるか

例えば、40坪の土地で建ぺい率50%なら、単純計算で建築面積の上限は20坪です。

ただし、床面積20坪の平屋が、そのまま建築面積20坪になるとは限りません。屋根やポーチなどの形状、その他の規制によっても変わります。

ですから、敷地面積だけで判断せず、現在の建築条件を確認することが必要です。

 

土地の図面があれば用意しておきましょう

今の家を建てたときの配置図、土地の測量図、建築確認の書類などがあれば参考になります。

図面が見つからなくても、検討をあきらめる必要はありません。

土地の所在地や、おおよその広さが分かれば、調べるべき項目を整理することから始められます。

関連記事:今の土地に20坪の平屋は建てられる?建て替えで確認したい5つの条件

 

 

3. 準備② 新しい家に持っていきたい家具と持ち物を考える

 

家を小さくすることを考えたとき、意外と悩むのが家具や持ち物です。

35坪の二階建てから20坪の平屋に建て替えるとしたら、家の床面積は約15坪小さくなります。

でも、これまで使っていた物をすべて捨てなければならないのでしょうか。

そんなことはありません。

例えば、今のダイニングテーブルは、ご夫婦にとって使いやすい大きさでしょうか。

リビングのソファは、これからも使いたいお気に入りでしょうか。

2階の押し入れにある物は、これからも使う予定があるでしょうか。

最初から片付けを始めるのではなく、新しい家で使いたい物を選ぶことから考えてみましょう。

 

「減らす物」より「残したい物」を先に決める

長年暮らしてきた家には、家族の思い出もたくさんあります。

子どもたちの写真や作品。

季節ごとの飾り物。

趣味の道具や旅行の記念品。

こうした物を、無理に手放す必要はありません。

ただ、新しい家にどのように置きたいのかを考えることは大切です。

例えば、家族の写真を飾る場所をつくる。

趣味の道具を自分の個室に収納する。

季節用品をまとめる納戸を設ける。

持ち物を考えることは、単なる片付けではなく、新しい家の間取りを考えることにもつながります。

 

 

4. 準備③ 夫婦2人に必要な間取りを考える

 

20坪・2LDKの参考プラン

 

平屋への建て替えを考え始めると、「何坪くらいがいいのだろう」と気になります。

15坪で足りるのか、20坪がよいのか。それとも25坪くらい必要なのか。

けれど、家の広さは家族の人数だけで決めるものではありません。

夫婦2人であっても、寝室を一緒にするか別々にするかによって、必要な部屋数が変わります。

趣味の道具や持ち物の量によっても、収納の考え方は違います。

 

20坪・2LDKという選択肢

百家のPLAN BOOKでは、夫婦2人の暮らしを考えた、床面積20.22坪・2LDKの参考プランをご紹介しています。

夫婦それぞれの個室。

一緒に過ごすLDK。

洗濯や片付けがしやすい家事動線。

庭やウッドデッキとつながる暮らし。

こうした希望を、コンパクトな平屋の中にまとめたプランです。

もちろん、20坪がすべてのご夫婦に合うわけではありません。

夫婦共通の寝室があればよい場合は、15坪前後を検討する方法もあります。

一方、子どもや孫がよく泊まりに来る場合は、もう少し広さが必要かもしれません。

大切なのは、最初に何坪と決めることではなく、自分たちの暮らしに必要な部屋と広さを知ることです。

 

まずは20坪の間取りを見てみませんか?

間取りをゼロから考えるのは、なかなか難しいものです。

そこで、実際の参考プランを見ると、夫婦の希望を具体的に話しやすくなります。

「この個室がいいね」

「私たちはもう少し収納がほしい」

「こんな風に庭とつながるリビングなら素敵だね」

そんな会話から、これからの住まいの形が見えてくることがあります。

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お名前とメールアドレスだけでダウンロードできます。まだ建て替えると決めていなくても大丈夫です。

関連記事:20坪・2LDKの平屋で夫婦別々の寝室はできる?

 

 

5. 準備④ 建物価格ではなく、建て替えの総額を考える

 

参考価格の資料

 

平屋の間取りを見て、暮らしのイメージができてきたら、次に気になるのが費用です。

土地を新しく購入する必要がない場合でも、建て替えには建物以外のお金が必要です。

ここは、早めに確認しておきたいところです。

 

百家の20坪・2LDK参考プランの場合

百家のPLAN BOOKに掲載している参考プランでは、

建物本体工事:2,080万円

付帯工事:180万円

合計:2,260万円(税込)

をご案内しています。

ただし、この金額はPLAN BOOK掲載プランの参考価格です。実際の工事費は敷地条件や仕様によって変わります。

また、今の二階建てを取り壊して建て替える場合には、別途確認すべき費用があります。

例えば、既存住宅の解体費、地盤改良費、外構工事費、仮住まい費、引っ越し費、登記費用や住宅ローン関係の諸費用などです。

現在の建物や敷地の状態によって、必要な工事も金額も変わります。

 

「新しい家にいくら使えるか」は、老後の暮らしから考える

50代・60代からの住まいづくりでは、予算の考え方も大切です。

これから楽しみたい旅行。

趣味やゴルフ。

車の買い替え。

日々の生活や、将来の医療・介護への備え。

新しい住まいにお金をかけすぎて、こうした暮らしを我慢するようになってしまっては、何のための建て替えか分からなくなります。

一方、予算を抑えるために必要な広さや断熱性能まで削ってしまい、毎日の暮らしに不便を感じるのも避けたいところです。

家に使うお金と、これからの人生に使うお金。

そのバランスを考えることが、50代・60代の建て替えでは重要です。

関連記事:50代・60代の平屋予算はいくらまで?無理のない総予算の決め方

 

 

6. 準備⑤ 建て替えとリフォームの両方を比べてみる

 

ここまで考えて、「やはり平屋がいい」と感じる方もいらっしゃるでしょう。

一方で、こんな思いもあるかもしれません。

「今の家を壊してしまうのは、少しもったいない」

長年暮らしてきた家です。

思い出があるからこそ、簡単に決められなくて当然です。

そんなときは、建て替えとリフォームの両方を比べてみましょう。

例えば、今の二階建ての1階に寝室をつくり、LDKや水まわりを使いやすくする方法があります。

家の構造や状態がよければ、リフォームで1階中心の暮らしを実現できる場合があります。

一方、今の家は部屋の配置が大きく分かれていて、希望する生活動線を実現するには大規模な改修が必要になることもあります。

屋根、外壁、耐震性、断熱性なども含めると、リフォーム工事の範囲が広がる可能性があります。

そうした場合は、建て替えの方が希望する暮らしを計画しやすいこともあります。

 

比較するのは、工事金額だけではありません

リフォームと建て替えでは、金額だけでなく、完成後の暮らし方も違います。

毎日の移動はどう変わるか。

冬の室内環境はどうなるか。

掃除や建物の維持管理はしやすくなるか。

将来の生活の変化に対応しやすいか。

今の家を活かすことにも、新しく建て替えることにも、それぞれメリットがあります。

まだ建て替えると決めていない段階なら、両方を比較すること自体が大切な準備です。

関連記事:築40年・50年の家はリフォームできる?建て替えを考えたい7つのサイン

 

 

7. 建て替えを決めたら、どのような順番で進む?

 

ここまでは、建て替えを考え始めた段階の準備についてお話ししました。

では、実際に建て替える方向になったら、どのように進むのでしょうか。

一般的には、暮らしの希望と予算の整理から始め、敷地調査、間取りの検討、工事費の確認、住宅会社との契約、仮住まいへの引っ越し、解体、新築工事、完成・入居という流れになります。

ただし、建物の条件や住宅ローン、設計の内容によって順番や期間が変わる部分があります。

 

今の家は、いつ壊すの?

建て替えの場合、現在の家を取り壊してから新しい家を建てます。

しかし、相談を始めたからといって、すぐに解体する必要はありません。

むしろ、新しい家の計画や資金、仮住まい、解体工事の条件が整理できる前に、今の家を取り壊さないことが大切です。

特に50代・60代では、仕事を続けながら建て替える方もいれば、定年後の生活に合わせて計画する方もいます。

ご家族の予定や体力的な負担も考えながら、無理のない進め方を検討しましょう。

 

仮住まいも早めに考えておく

同じ土地で建て替える場合、工事期間中の住まいが必要になるのが一般的です。

賃貸住宅を借りるのか、家族の家に一時的に住むのか。

車の駐車場所や荷物の保管をどうするか。

こうしたことも、建て替えの費用やスケジュールに関係します。

ただし、仮住まいを実際に契約するのは、工事時期などが具体的に決まってからで構いません。

今は「そういう準備も必要になる」と知っておくだけでも、計画を立てやすくなります。

 

 

8. まだ建て替えると決めていない方へ。最初の一歩はこれで十分です

 

庭とつながる暮らし

 

ここまで読んで、少し準備が大変そうだと感じた方もいらっしゃるかもしれません。

でも、最初からすべてを決める必要はありません。

今週、ご夫婦でこんなことを話してみるだけでも十分です。

「これからも、この土地で暮らしたい?」

「今の家で気に入っているところは?」

「新しい平屋で、どんなことをしたい?」

「夫婦それぞれの寝室があったらどう?」

「庭や趣味の時間は、どんな風に楽しみたい?」

そして、20坪ほどの平屋の間取りを一緒に眺めてみる。

今の二階建てから、平屋への暮らしを想像してみませんか?

35坪の二階建てを20坪の平屋に建て替えたら、夫婦2人の暮らしはどう変わるのでしょうか。具体的なモデルケースでご紹介します。


築35年の二階建てを20坪の平屋に建て替えたら?夫婦2人の暮らしと費用

そこから「わが家の土地にも建てられるかな」「いくらぐらいかかるのだろう」と、次の疑問が生まれてくるかもしれません。

その疑問が出てきたときに、一つずつ調べればよいのです。

建て替えは、家を壊す決断から始めるものではありません。

これからの暮らしを考えることから、始められます。

 

 

9. まとめ|平屋への建て替えは、暮らしを考えることから始めましょう

 

子どもたちが小さかった頃には、今の二階建てがちょうどよかった。

けれど、家族の人数も、毎日の過ごし方も変わりました。

これからの夫婦2人の暮らしに合わせて、住まいを見直すのは自然なことです。

平屋に建て替えると決める前に、まずは、どんな毎日を楽しみたいかを考える。

次に、今の土地の条件を確かめる。

持ち物や必要な間取りを整理し、建物以外も含めた総予算を考える。

そして、今の家をリフォームする方法とも比較する。

こうした準備をすることで、「何となく平屋に憧れている」という気持ちが、少しずつ具体的な住まいの計画に変わっていきます。

今の二階建てを活かすのも一つの選択。

今の土地に、夫婦2人の小さな平屋を建て替えるのも一つの選択です。

大切なのは、ご夫婦がこれからどんな暮らしをしたいか。

これからの30年に、ちょうどいい平屋。

その答えを、今から少しずつ考えてみませんか。

 

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建物本体と付帯工事の参考価格も掲載しています。

今すぐ建て替えると決めなくても大丈夫です。
まずは、ご夫婦でこれからの暮らしをイメージするところから始めてみませんか。


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百家|陶彩館

これからの30年に、ちょうどいい平屋。

 

百家(ひゃっか)は、オーヤシマ株式会社 陶彩館が運営する、50代・60代からの暮らしに合わせた平屋住宅ブランドです。和歌山で、夫婦2人やおひとりの小さな平屋、建て替え、住み替え、今ある土地での新築を検討する方に、この先30年を安心して暮らせる住まいをご提案しています

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