35坪〜48坪の土地で平屋は無理?和歌山で小さな平屋を建てる考え方
「平屋にしたいけれど、土地があまり広くないから無理かもしれない」
「35坪〜48坪くらいの土地では、平屋は難しいのでしょうか?」
和歌山で土地探しをされている方から、このようなご相談をいただくことがあります。
特に、平屋というと「広い土地が必要」というイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか。
たしかに、平屋は2階建てに比べて、同じ床面積でも建物が横に広がります。
そのため、ある程度の敷地面積は必要になります。
ただし、結論からお伝えすると、35坪〜48坪の土地でも、建物の大きさや駐車場の取り方、間取りの工夫によっては平屋を検討できる可能性があります。
大切なのは、最初から「この土地では無理」と決めつけるのではなく、
自分たちの暮らしに必要な広さは何坪なのかを整理することです。
この記事では、35坪〜48坪の土地で平屋を考える場合のポイントを、15坪・20坪・25坪の平屋の考え方と合わせて解説します。
👉関連コラム:和歌山で2,500万円〜3,000万円の予算なら、平屋は建てられる?土地あり・土地なし別に解説
目次
平屋は広い土地がないと建てられない?

平屋は、2階建てと違って生活空間がすべて1階にまとまります。
そのため、
- LDK
- 寝室
- 水回り
- 収納
- 玄関
- 廊下
- 予備室
などをすべて1階に配置する必要があります。
同じ延床面積でも、2階建てであれば上下に分けられますが、平屋は横に広がります。
そのため、「平屋は広い土地が必要」と言われることがあります。
しかし、50代・60代からの住まいでは、子育て世代のように多くの部屋数が必要ない場合もあります。
夫婦2人の暮らしを中心に考えるなら、15坪〜20坪前後のコンパクトな平屋でも、十分に暮らしやすい住まいを検討できることがあります。
つまり、平屋を考えるときに大切なのは、
土地の広さだけではなく、建物をどれくらいの大きさにするかです。
👉関連コラム:老後の家は何坪が正解?「広すぎて後悔」しないためのコンパクトな平屋づくりと間取りのコツ
35坪〜48坪の土地でまず確認したいこと

35坪〜48坪の土地で平屋を考える場合、最初に確認したいのは次の3つです。
1. 建ぺい率で、どれくらい建てられるか
土地には、建ぺい率という考え方があります。
建ぺい率とは、土地の面積に対して、建物をどれくらいの面積で建てられるかを示す割合です。
たとえば、同じ40坪の土地でも、建ぺい率によって建てられる建物の大きさは変わります。
土地面積だけを見て「40坪あるから大丈夫」と判断するのではなく、
その土地に実際に何坪くらいの建物を建てられるのかを確認することが大切です。
また、建ぺい率の範囲内であっても、駐車場や庭、隣地との距離、日当たりなどを考える必要があります。
2. 駐車場を何台分取るか
和歌山で家づくりを考える場合、駐車場の計画はとても重要です。
夫婦2人で暮らす場合でも、車を2台所有しているご家庭は少なくありません。
また、子どもや孫が来ることを考えると、来客用の駐車スペースを考えたい方もいらっしゃいます。
平屋は建物が横に広がるため、駐車場とのバランスが大切です。
たとえば、
- 駐車場は1台でよいのか
- 夫婦それぞれで2台必要なのか
- 来客用スペースも考えるのか
- 道路から車を出し入れしやすいか
- 玄関までの動線が安全か
こうしたことを考えながら、土地に建物をどう配置するかを検討します。
土地の広さだけでなく、車の置き方まで含めて平屋が建てやすい土地かどうかを確認することが大切です。
3. 土地の形と道路の位置
同じ40坪の土地でも、正方形に近い土地と、細長い土地では平屋の建てやすさが変わります。
また、道路がどちら側にあるかによって、玄関や駐車場、庭の配置も変わります。
平屋を建てる場合は、
- 土地の間口がどれくらいあるか
- 奥行きがどれくらいあるか
- 道路からの出入りがしやすいか
- 南側に日当たりを確保できるか
- 隣家との距離を取りやすいか
などを確認しておくと安心です。
土地面積が同じでも、形が整っている土地の方が平屋を計画しやすい場合があります。
逆に、面積は広くても、形が細長かったり、高低差が大きかったりすると、思ったような間取りが入らないこともあります。
35坪の土地で平屋は建てられる?

35坪の土地でも、条件によっては平屋を検討できる場合があります。
ただし、広い平屋を建てるというよりは、15坪前後のコンパクトな平屋を中心に考える方が現実的です。
たとえば、夫婦2人やひとり暮らしで、
- LDK
- 寝室
- 水回り
- 必要な収納
- 小さな玄関まわり
を効率よくまとめる住まいであれば、検討できる可能性があります。
35坪の土地では、建物を大きくしすぎると、駐車場や庭、アプローチの余裕が少なくなります。
そのため、35坪の土地で平屋を考える場合は、
「広さ」よりも「動きやすさ」「管理のしやすさ」「必要な部屋にしぼること」が大切です。
40坪前後の土地なら、20坪前後の平屋も検討しやすい

40坪前後の土地になると、条件によっては20坪前後の平屋も検討しやすくなります。
20坪前後の平屋であれば、夫婦2人の暮らしに加えて、
- 少し広めのLDK
- 寝室
- 収納
- 小さな予備室
- 趣味スペース
- 子どもや孫が来たときのスペース
なども考えやすくなります。
ただし、駐車場を2台分取る場合や、庭をしっかり確保したい場合は、建物の配置に工夫が必要です。
40坪前後の土地では、
20坪くらいの平屋を中心に、駐車場・庭・外構とのバランスを考えることが大切です。
👉関連コラム:収納たっぷり20坪平屋とは?ゆとりある暮らしの間取りと工夫
48坪前後の土地なら、25坪前後の平屋も視野に入る

48坪前後の土地になると、条件が合えば25坪前後の平屋も視野に入りやすくなります。
25坪前後の平屋は、夫婦2人の暮らしに加えて、子どもや孫が泊まれる部屋や、収納、趣味スペースなども計画しやすくなります。
たとえば、
- LDKをゆったり取りたい
- 寝室とは別に予備室がほしい
- 孫が泊まれる部屋を考えたい
- 収納をしっかり取りたい
- 将来の介助スペースも考えたい
という方には、25坪前後の平屋が合う場合があります。
ただし、48坪の土地でも、すべての土地で25坪の平屋が無理なく入るわけではありません。
駐車場の台数、道路の位置、土地の形、隣地との距離、外構計画によっては、20坪〜22坪程度に抑えた方が暮らしやすい場合もあります。
👉関連コラム:夫婦2人の暮らしに、家族が集まる余白を。 25坪の平屋という選択。
15坪・20坪・25坪の平屋はどう違う?

35坪〜48坪の土地で平屋を考える場合、建物の大きさを整理しておくと判断しやすくなります。
15坪前後の平屋
15坪前後の平屋は、夫婦2人やひとり暮らしに向いたコンパクトな住まいです。
部屋数を多くするよりも、LDK・寝室・水回りを効率よくまとめる考え方になります。
向いている方は、
- 大きな家はいらない
- 掃除や管理を楽にしたい
- 生活動線を短くしたい
- 将来も無理なく暮らしたい
- 土地や建築費を抑えたい
という方です。
35坪前後の土地でも、条件が合えば検討しやすいサイズです。
👉施工事例:【夫婦二人にちょうどいい15坪の平屋】
20坪前後の平屋
20坪前後の平屋は、夫婦2人の暮らしに少しゆとりを持たせやすい広さです。
LDKと寝室に加えて、収納や小さな予備室を考えやすくなります。
向いている方は、
- 普段は夫婦2人で暮らす
- 子どもや孫が時々来る
- 趣味や在宅作業の場所も少しほしい
- 小さすぎる家にはしたくない
- でも大きな家までは必要ない
という方です。
40坪前後の土地で平屋を考える場合、20坪前後はバランスのよい選択肢になりやすいです。
👉施工事例:【収納たっぷり、ゆとりある20坪の平屋】
25坪前後の平屋
25坪前後の平屋は、夫婦2人に加えて、家族が泊まる部屋や収納、趣味スペースなどを考えやすい広さです。
間取りによっては、3LDKに近い住まいも検討しやすくなります。
向いている方は、
- LDKにゆとりがほしい
- 来客や家族の宿泊を考えたい
- 収納を多めに取りたい
- 将来の介助やゆとりある動線も考えたい
- 小さすぎる平屋では不安がある
という方です。
48坪前後の土地であれば、条件によっては25坪前後の平屋も検討しやすくなります。
👉施工事例:【子どもや孫が泊まれる25坪の平屋】
土地探し中の方は、土地だけで判断しないことが大切です

土地探しをしていると、どうしても土地価格や場所に目が行きがちです。
もちろん、エリアや価格は大切です。
しかし、平屋を建てたい場合は、土地を購入する前に、建物がどのように入るかを確認しておくことが重要です。
たとえば、
- 希望する大きさの平屋が入るか
- 駐車場を何台分取れるか
- 日当たりは確保できるか
- 玄関までの動線は安全か
- 外構費がかかりすぎないか
- 地盤改良や造成が必要にならないか
- 将来も暮らしやすい間取りにできるか
このような点を確認せずに土地を購入すると、後から
「思ったより建物が小さくなった」
「駐車場が取りにくい」
「外構費が大きくかかった」
ということになる可能性があります。
土地なしで平屋を考えている方は、土地探しの段階から建築会社に相談しておくと安心です。
👉関連コラム:土地探しで一番やってはいけないこと
小さな平屋でも、暮らしやすさはつくれる

平屋は、必ずしも大きく建てる必要はありません。
むしろ、50代・60代からの住まいでは、必要以上に広い家よりも、暮らしに合った大きさに整えることが大切です。
たとえば、
- 寝室とトイレを近くする
- 洗濯動線を短くする
- 段差を少なくする
- 廊下を少なくして空間を有効に使う
- 引き戸を取り入れる
- 収納を使いやすい場所に配置する
- 冬暖かく、夏涼しい性能を考える
こうした工夫をすることで、コンパクトでも暮らしやすい平屋になります。
大切なのは、坪数だけで判断することではありません。
自分たちの暮らしに必要な広さと、将来も安心して暮らせる間取りになっているかを考えることです。
👉関連コラム:和歌山で叶える65歳からの注文住宅|予算内で「平屋の贅沢」を手に入れる方法
まとめ|35坪〜48坪でも、平屋を検討できます

35坪〜48坪の土地だからといって、最初から平屋をあきらめる必要はありません。
もちろん、土地の条件によっては難しい場合もあります。
しかし、15坪・20坪・25坪のように、暮らし方に合わせて建物の大きさを整理すれば、平屋を検討できる可能性は十分あります。
目安としては、
- 35坪前後の土地なら、15坪前後のコンパクトな平屋
- 40坪前後の土地なら、20坪前後の平屋
- 48坪前後の土地なら、25坪前後の平屋も視野に入る
という考え方ができます。
ただし、実際には建ぺい率、駐車場、土地の形、道路の位置、外構計画などによって変わります。
土地探し中の方は、土地の広さだけで判断せず、
その土地でどんな平屋の暮らしができるのかを確認することが大切です。
陶彩館では、和歌山で平屋を検討されている方に向けて、土地の有無やご予算、暮らし方に合わせた住まいのご相談を承っています。
「35坪くらいの土地で平屋は建てられる?」
「40坪台の土地で、夫婦2人にちょうどいい平屋を考えたい」
「土地探しから相談したい」
という方は、まずはお気軽にご相談ください。
無理に大きな家をおすすめするのではなく、今の土地条件やご予算に合わせて、将来も安心して暮らせる住まい方を一緒に整理いたします。
相談会へのご案内
陶彩館 岩出本店ショールームでは、平屋の新築や建て替え、土地探し、資金計画のご相談を承っています。
まだ具体的に土地が決まっていない段階でも大丈夫です。
「この土地で平屋が建てられるか見てほしい」
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など、家づくりを始める前の不安を一緒に整理いたします。
まずは、これからの暮らしに合った平屋の大きさを考えるところから始めてみませんか。
あわせて読んでいただきたい記事
親世代の家づくりでは、性能や価格だけでなく、これからの暮らしに本当に合っているかを丁寧に見極めることが大切です。
では、家づくりに長く関わってきた立場から見て、陶彩館はどのような会社なのか。
なぜ私は、建築業界で38年、住宅業界で約30年歩んできた中で、陶彩館という会社を選んだのか。その理由を、別の記事で少し詳しくお話ししています。
住宅会社を選ぶときに大切なのは、性能や価格だけではありません。
「どんな考え方で家づくりに向き合っている会社なのか」
「お客様のこれからの暮らしを、どこまで真剣に考えているのか」
そこまで知っていただくことで、住まい選びの判断材料になると思います。よろしければ、こちらの記事もあわせてご覧ください。